■ゾクゾクと制作が予定されている豪華続編ラインナップ
また、現在劇場公開中の『インサイド・ヘッド2』だが、こちらも2025年にスピンオフ短編シリーズがディズニープラスで配信予定となっている。
2015年に公開された一作目『インサイド・ヘッド』では少女・ライリーの頭の中にある様々な感情(ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリ)が登場する。そして『インサイド・ヘッド2』では高校入学を控えたライリーの頭の中に、シンパイをはじめとする新しい「大人の感情」たちが姿を現す。彼らによってヨロコビたちは追放されてしまうーー。
大人になるにつれて人間の感情も複雑化していく様子がファンタジックに描かれた同作だが、配信が発表されているスピンオフシリーズ『Dream Productions(原題)』はライリーの頭の中にある「夢の工場」を描くものになるという。『1』と『2』の間の出来事を舞台にしており、「中間の続編」という位置付けのようだ。一人の人間の年代別の思考を丁寧に描く物語は、きっと見応えがありそうだ。
また、ディズニープラス独占配信以外でも、2016年公開『モアナと伝説の海』の続編となる『モアナと伝説の海2』が2024年12月公開予定、2016年に公開された『ズートピア』の続編『ズートピア2』が2025年に全米で公開予定、長くシリーズの続く『トイ・ストーリー』は最新作の5作目が2026年に全米で公開予定、『アナと雪の女王』はシリーズ3作目の続編の製作が発表され、全米で2027年公開予定となっており、人気作の「続編」がズラリとラインナップされている。
物語が完全に終わってしまうことなく、大好きなキャラクターが画面の中でいきいきと生き続けている様子には嬉しくなってしまう。実は一作品目しか知られていない作品の続き、主人公のその後が気になる人はぜひ。