■大喰らいの多い鬼殺隊の面々
さて、鬼殺隊の柱といえば、隊員たちの中でも群を抜いた強さを持つ面々が揃っているが、戦いに使う消費カロリーが多いのか、大食いの人がやたら多い。
恋柱の甘露寺蜜璃は作中でも大食いキャラとして認知されており、甘露寺を継子にしていた炎柱の煉獄も負けてはいない。
「無限列車編」第二話では大量の牛鍋弁当を「うまい! うまい!」と食べていたことに加え、「柱稽古編」の第八話の「大正コソコソ噂話」でも、甘露寺の口から、かつて大きな釜いっぱいに炊いたさつまいもご飯を2人で食べたということが語られた。
そのときの煉獄は「うまい!」ではなく「わっしょい」と言っている。これも公式ファンブックであらかじめ明かされていた設定で、「好きなお弁当のおかずは鯛の塩焼き、ご飯はさつまいもご飯です。さつまいもを食べる時はわっしょいわっしょい言います」と明かされている。煉獄の「わっしょい」がアニメで聞けたのはファンにとっては嬉しいサプライズだった。
さらに、「柱稽古編」第二話では原作にもある炭治郎と水柱・冨岡のそばの早食い競争が描かれていたが、その後アニメでは競争の顛末も補足されていた。
苦しそうに蕎麦を食べる炭治郎の隣で涼しい顔でそばを食べ続ける冨岡。まだまだ余裕そうだが、あえて炭治郎に勝ちを譲ってやったのだ。どちらにせよ、その時点でも2人の食べた量は常軌を逸していた。鬼殺隊にはとにかく大食らいが多いのだと感じる意外なエピソードだった。
このほかにも柱には意外なギャップが多くある。ただ強いだけじゃない魅力が、我々が彼らを応援したくなる理由なのだろう。