２月２９日に発売となるＰＳ５用ＲＰＧ『ファイナルファンタジーVII リバース』。２月７日に配信されたプレイステーション関連の最新情報を公開する公式番組「Ｓｔａｔｅ ｏｆ Ｐｌａｙ」にて同作のファイナルトレーラーが公開となり、関連ワードがＸでトレンド入りするなど大きな話題を集めた。
同作は２０２０年に発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続編。今回公開されたトレーラーでは前作では登場していなかったキャラクターや、新たなミニゲームについての情報も含まれていたが、Ｘでは「レノの声」というワードがトレンド入りし、声優・藤原啓治さんについてのポストが相次いでいた。
レノはゲーム作中に登場するキャラクターで、敵対組織・神羅カンパニー「特殊工作部隊タークス」のメンバーの１人。前作では ２０２０年４月に亡くなった藤原さんがその声を演じていたが、今回トレーラーで登場したレノが変わらず藤原さんの声だったことで、多くのファンがこのことについて言及。Ｘでは、「その声は今も生き続けてる」「やっぱりあの声じゃないとな…」「恐る恐る確認してみたら“藤原啓治さんから変えません”って…本当に…本当にありがとう」「やっぱりレノは藤原さんだよね!! リバースでまた声が聞けるのはめっちゃ嬉しい」といった声が多く挙がった。
『ファイナルファンタジーVII リバース』公式サイトに掲載されているキャラクター紹介ページでは、レノの担当声優について「藤原啓治」と記載されており、前作に引き続き藤原さんの声が使われることは間違いなさそうだ。
クリエイティブディレクターの野村哲也氏は、『ファミ通』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）でのインタビューで藤原さんのレノ役について、「レノは極力いままでに録った声で構成するように調整してもらいました」と明かしている。次作については、原作のストーリーの関係上、レノの登場するシーンが多くなるため「新たな方にお願いすることになるとは思います」と語られているが、ファンには嬉しい、製作陣の思いを感じるキャスティングと言えるだろう。
なお、テレビアニメや映画の吹き替えの他、多くのゲーム作品でも声優を務めてきた藤原啓治さん。コナミデジタルエンタテインメントから２０２４年に発売予定となっている、『メタルギアソリッド３ スネークイーター』のリメイク作『メタルギア ソリッド デルタ: スネークイーター』でも、シギント役として藤原さんの声が継続して使われることが発表されている。
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