2月2日の本日、『ペルソナ3 リロード』(アトラス)が発売される。オリジナルは2006年にPS2で発売されており、追加要素を含んだ『ペルソナ3 ポータブル』は2009年にPSPで登場、2023年にはPS4やNintendo Switchなどにも移植されている。
この『ペルソナ3 ポータブル』も面白い内容で、オリジナルをプレイしていた筆者だけでなく中学生の長女もハマっている。やはり『ペルソナ』シリーズは、世代を問わず大人気だ。
そして、今回発売される『ペルソナ3 リロード』では、名作『ペルソナ3』が現行の最新機種でリメイクされるというから素晴らしい。アニメーションも鮮やかで、オリジナルを知らない人でも十分楽しめるだろう。
さて、本作のほかにも2度も“神リメイク”されている超傑作ゲームがあるので、振り返ってみよう。
■発売が待ち遠しいHD2D版! スーファミでも新鮮だった『ドラクエ3』
まずは、1988年にファミコン版で一世を風靡した『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…』(エニックス 現:スクウェア・エニックス)だ。そういえば、発売されたのは2月だった。当時小学生だった筆者は平日に学校を休めないので、買えなかった思い出がある。あれからもう36年……それがHD-2D版でリメイクされるというから驚きである。
まだ続報が待たれるが、ティザームービーを見てみるともはや感嘆してしまうほど。こんなの早く遊びたいに決まっているぞ。
そして忘れてはならないのが、1996年にスーパーファミコンから発売されたリメイク版だ。ゲームシステムは同じだが、グラフィックも綺麗。セリフも漢字で読みやすく、“ふくろ”も便利になっていて、ちいさなメダルやすごろく場もあり、長く遊べる作品に仕上がっていた。
発売当時は社会人になっていたが、覚えていないことも多かったので、新鮮そのものだったな。まさに“神リメイク”とはこのことだろう。ちなみにスーファミ版は発売日に買えたので、大興奮したものだ。
■シリーズ最高傑作ともいえる重厚なストーリー『ファイナルファンタジー4』
『ドラクエ』シリーズと双璧をなすのが、『ファイナルファンタジー』シリーズ(スクウェア 現:スクウェア・エニックス)だ。1991年にスーパーファミコンで発売された『ファイナルファンタジー4』は、今なお“FF史上最高傑作”と呼ぶ人も多いだろう。
重厚なストーリーで、圧倒的な世界観に没頭してしたものだ。また、アクティブタイムバトルシステムの導入により、リアルタイムの戦闘システムができるようになった。『ドラクエ』で慣れている人にとってはやりづらい面もあっただろうが、今となっては『FF』の代名詞ともいえる。
さらに、リメイク版が2007年にニンテンドーDSで発売され、こちらはボイス機能の搭載でより感情移入がしやすくなった。また、アビリティをカスタマイズできるのも嬉しかったな。オリジナルから16年後の発売でストーリーを大まかにしか覚えていなかったこともあり、とても斬新に感じた。
さまざまな機種に移植されているが、2021年にはオリジナルをベースとした2Dリマスター版『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』が、Steamやスマホアプリで登場している。天野喜孝さんのイラストギャラリーが追加されているのも、見どころだ。