イタリア出身の人気コスプレイヤーとしてバラエティ番組にも出演し、2024年放送のアニメ『グレンダイザーU』の宣伝大使も務めるユリコタイガーさん。
2023年30日・31日に東京ビッグサイトで行われた国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット103」(以下、C103)では、自身のサークルを出展し、新作写真やグッズを頒布。今回、会場でも大きな注目を集めていたユリコタイガーさんにインタビューを行い、コミケに参加した感想やコスプレへの思いなどについて話を伺った。
――C103へ参加した感想を教えてください。
ユリコさん すごくよかったです。今回はちゃんと世界向けのイベントになっていたと思います。スタッフも優しかったですし、英語が話せる人もいました。以前よりは規制が緩和されていていたので、やっとコロナが終わった感じがしましたね。そして、初めて着替えスペースにテーブルやイスを用意してくれてうれしかったです。
――2回目のサークル出展はいかがでしたか?
ユリコさん 1回目は前回の夏コミでしたが、ジャンルの番号を間違えてしまいまして、全然違うところにいたので何も言えません……。今までのコミケでは、あまり運がついてなかったかもしれないですね(笑)。今回は、初めて壁サークル(壁際に配置されるサークル)でした。スペースも広くてよかったです。コミケのスタッフにも感謝です! おかげさまで無事に終わりました。大成功でした!
――お疲れ様でした! では、今回披露されていたコスプレのテーマ、ポイントを教えてください。
ユリコさん 以前やったことがあるエルフ転生と、すてきな巫女さんのミックス衣装です! 「エルフ転生×巫女」という感じでかなりシンプルな衣装でしたが、セクシーさが出るようにしました! ただ、エロくならないように気をつけました。「本物の2次元スタイル」と言われてうれしかったです。
――コスプレは何をきっかけに始めたんですか?
ユリコさん コミケの存在は元々『こみっくパーティー』という漫画で知っていたんですけど、イタリアにも(コスプレイベントが)あると知らなくて。小さいときに偶然イベントの存在を知ってからは、絶対にコスプレイヤーになりたいと思っていました。オタクの友だちも欲しかったです。
――コスプレを初めてから変わったことはありますか?
ユリコさん 性格が1番変わりましたね。昔はとてもシャイだったんですけど、子どものときから「Carnevale」(イタリアのお祭り)の時期だけ何かを着てキャラを演じることがあって、それが得意でもあったんです。「自分」じゃない別のものを演じていると考えたらなんでもできる子でした。カメラとコミュニケーションは苦手でしたが、コスプレが人生を変えてくれましたね。
――長い間日本で活動されています。初めて日本に来たときの印象は覚えていますか?
ユリコさん 1番最初に来たときは、まだガラケーの時代でしたし、渋谷109もザ・ギャルだったので、ずっと憧れの雑誌『KERA』の世界が見られて本当にうれしかったです。
――日本文化についてはどう感じていますか?
ユリコさん おもてなしの文化と、ポジティブな生きがいが優れていると思います。
――『マツコの知らない世界』に出演するなどテレビ番組でもご活躍されています。1月16日放送の『マツコの知らない世界』にも出演されるとか。
ユリコさん マツコ・デラックスさんの番組に出させていただくのは今回で2回目になります。この10年間テレビに出させてもらっていますが、マツコさん(の番組)が1番よかったです。マツコさんは全くオタクのタイプじゃないですが、人間としてすばらしいと思ってずっと大好きだったので、また会えてうれしかったです。
――最後に、2024年の抱負を教えてください。
ユリコさん またテレビに出たいです! あと、フィギュアの企画やグラビア写真集のメジャーデビュー、声優の仕事、10周年のためにアイドルMV作成、アニソンDJをデカイ会場でやる、コンカフェプロデュースなどやりたいことがたくさんあります。プライベートでは、中野に引っ越したいと思っています(笑)
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