12月30日、31日にかけて、国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット103」(以下、C103)が、東京都・ビッグサイトにて開催された。2日間での合計来場者数は27万人と、前回より1万人増加となった。
同イベントの醍醐味であるコスプレイヤーは大勢参加しており、各コスプレエリアを賑わせていた。イラストレーターや漫画家、コスプレイヤーによるサークルスペースも大盛況で、コロナ禍前の活気を取り戻しつつある。
コスプレイヤーの火将ロシエルさんは、今回もサークル「猫耳メイド屋」を出展し、オリジナルコスプレ姿で最新写真集を頒布。そんな火将さんをインタビューし、コスプレのポイントや最近ハマっていることなどを聞いてみた。
――コスプレのテーマ、ポイントを教えてください。
火将さん 最近サバゲーにハマっておりまして。「戦う女の子」というテーマで、普段のサバゲーで使っている服を着て撮影しました。ポイントは、上の服をショート丈にしてへそ出し、これによってウエストもきれいに見えます。あと、腕と腰に付いているベルト、網タイツで絶対領域もあって、フェチのためのメガネなど、だいぶ(フェチを)詰め込んだところです。ちなみにメガネはレンズが入っていないので、どの角度から撮っても光が反射いないんです。すごく気に入っています。
――コスプレ歴15年目ということですが、これまでの活動を振り返っていかがですか?
火将さん あっという間の15年でした。本当に山あり谷ありの人生でしたから、サバゲーのようにゲームみたく人生楽しんでいます!
――なぜそんなにサバゲーにハマったんですか?
火将さん サバゲーにはもともと興味があったんです。『メタルギアソリッド』(以下、メタルギア)がすごく大好きなんですけど『メタルギア3』はサバイバルでやるシリーズなので、1人でやるには勇気が出なくて……。そんなときに、サバゲー雑誌の表紙を担当させていただいたことで、サバゲーのイベントにゲストで呼んでいただくことも増えて、体験したら自分もメタルギアのスネークの気持ちになったようで(笑)。新たな楽しみを知ってしまってから、結構サバゲーに行ってます。
――X(旧Twitter)を拝見させていただいたところ、たしかにかなりの頻度で行かれていますね。
火将さん ガチで行ってますね。出身は川越なんですけど、川越にサバゲーができる場所があって、そこにも行ってしまいました。日本各地のサバゲーフィールドに行ってみたいと思うぐらいハマっています。
――お金かかりませんか?
火将さん かかります。サバゲーにも少しコスプレチックな要素があって、いろいろな軍隊のコスプレができるので、コーディネートがめちゃくちゃ楽しいんです。銃もカスタマイズして、自分だけの銃を作れたりするので、自分らしさを出せるアクティブなゲームだなと思いますね。
――現時点でどれくらい使われましたか?
火将さん まだウン十万くらいですが、(こんなに使うのは)だいぶ珍しいです。サバゲー貧乏になりそうで危ないです……。お金はいつなくなるか分からないので、すごく大事に使っています。
――サバゲーに使っている分、他の部分で節約されているんですか?
火将さん しています。食事には全然こだわっていないので、水道代節約のためにラップをお皿代わりにして、白米はおかずなしで、塩をかけて食べています。現在進行中です。外食もしなくて、コンビニ弁当か持ち帰ってきた楽屋弁当。楽屋弁当って1人1個じゃなくて、1人3個用意してくれるので、それを全部お持ち帰りさせていただいて、冷凍保存してちまちま食べています。楽屋弁当があるときは最高ですね。
――サバゲーにハマった2023年を漢字一文字で表すと何でしょうか?
火将さん サバゲーにハマって外に出ることが多くなったので「外」です。明らかに去年より外に出てる日が多かったと思います。
――最後に、2024年をどんな1年にしたいか教えてください。
火将さん 今までいろいろなことをしてきましたが、2024年は海外を視野に入れて活動していきたいと思っています。海外にもコスプレを愛してくれる人たちがいっぱいいるので、そういう方に向けていろいろやっていきます。中国やシンガポールなどに行けたらいいなと!
■火将ロシエルさん公式X
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