■CGアニメの配信も発表された『機動戦士ガンダム』

 1979年の放送以降、現在まで様々なシリーズ作品が生み出されている『ガンダム』シリーズ。12月4日にはNetflixで独占配信が予定されている3DCGアニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』のティザームービーが公開されたが、2021年に『ガンダム』の実写映画がNetflixにて制作されることが発表されている。

 監督は『キングコング:髑髏島の巨神』で監督を務めたジョーダン・ヴォート=ロバーツ氏。『パシフィック・リム』などの実績のある映画会社「レジェンダリー・ピクチャーズ」と「サンライズ」とが提携を結んでいるため、設定考証の面では安心できそうだ。

 すでにコンセプトアートが発表されており、SF感のある背景に、燃え盛る炎、その中にガンダムらしき人型の影が立っている。ガンダムのシルエットは、後ろに2本のビームサーベルが装備されているように見え、全体的なシルエットからも、初代RX-78ガンダムではないかとの説が濃厚だ。

『ガンダム』シリーズの実写映像といったら、『G-SAVIOUR』や『ガンダム ビルドリアル』など、ごくごく稀に製作されている印象だが、今回の作品は、どういった内容になるのか、今回ティザームービーが公開された『復讐のレクイエム』とは全く別路線の作品となるのか、追加情報が待たれる作品だ。

 他にも『君の名は。』『進撃の巨人』『メイドインアビス』など、実写映画化が発表された作品は、ここ数年で増えている。中には何年も音沙汰が無い作品もあるが、原作をリスペクトした海外の映画化は、好評な作品が多い。是非とも実現してほしいものである。

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