■数々の賞を受賞した話題作!『スキップとローファー』高松美咲さん
「マンガ大賞2020」で第3位に輝いたほか、「第47回講談社漫画賞」では総合部門で受賞を果たすなど、大注目の『スキップとローファー』。
高松美咲さんによって2018年から『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載されている本作は、爽やかで心がホッとあたたかくなる作品だ。
田舎生まれの岩倉美津未が完璧な人生設計のもと、上京し東京の進学校へ通うことになり、さまざまな悩みを抱える個性豊かなクラスメイトたちと青春を送る様子が見どころだ。
今年2023年にアニメ化は果たしているが、実写化を望む声も多い。高校を舞台に繰り広げられるストーリーのため、比較的再現もしやすいのではないだろうか。
キャストについては、もしも時を戻すことができるなら、美津未は多部未華子さんか上野樹里さんがいいという声も。人気キャラの兼近鳴海については、「絶対に菅田将暉さん」なんて熱い思いを寄せるファンもいる。
クラスの人気者であり、どこかミステリアスな志摩聡介は誰が演じるのだろうか。やはり爽やかさが魅力の、旬のイケメン俳優が起用されるだろう。美津未との今後の展開も期待できるだけに、キャスティングが楽しみだ。
人気作品の実写化は、近年とくに増えている。俳優たちはキャラクターを忠実に再現するために工夫をこらしており、たとえ人間離れしたキャラクターでさえ役づくりでこなしてしまう姿には、思わず感嘆してしまう。
しかし一方で、好きな作品だから実写化してほしくないという声も少なくない。原作の空気感が素晴らしいからこそ、そのイメージを持ち続けたい気持ちはよくわかる。漫画だからこその“良さ”もあるのだ。
今回紹介した作品たちは、とくに人気が高いものばかり。いつか実写化作品を拝むことができるのか、キャストを妄想しながら行く末を見守りたいと思う。