杉田智和さんといえば、重厚な低音ボイスが特徴的で、これまでに数々の作品でキャラクターの声を務めた人気声優。アニメの主役はもちろん、物語に重要な脇役や、ラジオ・ＣＭ・ナレーション・吹き替えなどいたるところで活躍。そして声優業のみならず、作詞やシナリオ執筆など多彩な才能を発揮している。
そこで今回は、本日１０月１１日に誕生日を迎えた声優・杉田智和さんがこれまでに演じてきたキャラクターを振り返りたい。
■杉田さんと言えばこのキャラクター！「坂田銀時」「キョン」
杉田さんと言えば、数え切れないほどのキャラクターの声を務めているが、やはり杉田さんを語る上で外せないのは、『銀魂』の「坂田銀時」と『涼宮ハルヒの憂鬱』の「キョン」だろう。
まず紹介するのは、『銀魂』の「坂田銀時」だ。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた空知英秋さんの漫画『銀魂』が２００６年４月にアニメ化され、主人公・坂田銀時役に起用された杉田さん。同作はシリアスな中にギャグが挟まれる作風で、銀時もまたストレートなヒーローではなくとぼけたところが魅力的なキャラであり、杉田さんの声と非常にマッチしていた。銀さんのキャラクターと杉田さんのキャラクターが被る部分が多くあり、その点も銀さんを演じるのが杉田さんである由縁だろう。
続いては、『涼宮ハルヒの憂鬱』の「キョン」だ。谷川流さんのライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』が同じく２００６年４月にアニメ化され、杉田さんは主人公・キョン役を務めている。銀時と同じ時期に声優を務めたキョンもまた杉田さんの声とマッチしており、杉田智和の名前を一躍有名にした役と言っても過言ではないだろう。アニメを見た後、原作のキョンの語り部分を杉田さんボイスで再生してしまうという人は多いはず。ちなみに、コロナ禍に『ハレ晴レユカイ』の「踊ってみた」動画を出し、話題にもなった。
同じ２００６年に２作品とも一大ブームを巻き起こした作品で主役を演じたということもあり、杉田さんと言えば「坂田銀時」と「キョン」と感じている人も多いのではないだろうか。
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