
漫画に登場する“ぶりっこキャラ”は、ときにやりすぎた言動により読者にうとまれることもある。明らかな猫なで声やかわいこぶる仕草に、思わず“イラッ”とした経験がある人も少なくないだろう。
しかしなかにはぶりっこキャラを、実写化作品で見事に演じていた女優たちがいた。今回は、そんなぶりっこキャラがどハマりしていた女優を厳選してご紹介しよう。
■舞台挨拶でもかわいすぎる行動が話題に…『ひみつのアッコちゃん』綾瀬はるかさん
赤塚不二夫さんの『ひみつのアッコちゃん』は、ごく普通の人間の少女が、異世界の存在から魔法の力を与えられ変身能力を得る“魔法少女もの”の先駆けとも言える名作である。テレビアニメ化やドラマ化などさまざまな形でも愛されている本作は、2012年に実写映画化を果たしている。
本作で主演をつとめたのは綾瀬はるかさんだ。映画では完全オリジナルストーリーが描かれ、10歳の加賀美あつ子が魔法のコンパクトを使って大人の姿になり、恋に仕事に奮闘していく姿が描かれている。
綾瀬さんは、大人に変身したあつ子を演じていた。中身は10歳だが、外見は22歳という難しい役柄を演じた綾瀬さん。作中では子どもらしくコロコロ表情を変えたり、体全体で感情を表現したりと、本来であれば大人がとらない行動をとるのだが、綾瀬さんが演じたことでまったくわざとらしさが感じられない。
そんな綾瀬さんといえば、“天然キャラ”ぶりがたびたび話題となっている。実際に本作の公開初日舞台挨拶でも、登壇するときに何もない場所でつまづいてしまうというかわいらしい姿を見せていた。
普通の大人があつ子のような行動をしていれば、“ぶりっこ”に見えてしまうと思うが、純粋に10歳の少女のようなあどけなさとして違和感なく演じてしまう綾瀬さんの持ち前のかわいらしさと演技力には感服してしまう。
■スケバンとのギャップにキュン!『今日から俺は!!』橋本環奈さん
西森博之さん原作のヤンキー漫画『今日から俺は!!』は、2018年に実写ドラマ化を果たし話題となった。賀来賢人さんや伊藤健太郎さん、清野菜名さんなど旬な若手俳優がキャストに起用され、“コメディの奇才”と称される福田雄一さんが脚本を手がけたことで、老若男女問わずお腹を抱えて笑える作品に仕上がっていた。
本作では、青蘭女子高校(ドラマでは成蘭女子高校)の番長をつとめる早川京子を演じた橋本環奈さんに注目していこう。京子はスケバンの頭を張っているだけあり怒らせると怖いのだが、彼氏である伊藤真司の前では愛らしい“純情な乙女”になってしまうというギャップを持つキャラクターだ。
京子の変貌ぶりは作中でも見どころとなっており、ドラマ放送中は橋本さんの演じる“ぶりっこ京子”がかわいいと大きな人気となった。伊藤とのイチャイチャぶりもSNSで話題となり、最終回が近づくと2人の姿が見られなくなることを惜しむ声が相次いでいた。
ケガをした伊藤に、「痛いの痛いの飛んでけー!」とやさしく介抱する京子。そんな“ぶりっこ”行動さえも嫌みなく似合ってしまうほど、破壊力抜群のかわいさを持つ橋本さんにノックアウトされた人も多いだろう……。