『キングダム』長澤まさみに『鋼の錬金術師』松雪泰子も…実写作品で“最強女性キャラ”をセクシーに演じた女優たちの画像
映画『キングダム 運命の炎』キャラクタービジュアル信ver.(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

 漫画作品において、美しく強い女性キャラは欠かすことができない存在だ。彼女たちの強く誇り高い姿は物語を引き立て、読者を魅了する。今回はそんな“最強女性キャラ”を実写化作品で演じた女優のなかから、とくに印象深い3名を出演作とともにご紹介したい。

■登場シーンではあまりの美しさに息を呑んだ!『キングダム』楊端和役:長澤まさみさん

 原泰久さんの漫画を実写映画化した『キングダム』は、2019年に第1作が公開され、大ヒットを記録。そして、2023年7月28日からは、シリーズ第3弾となる最新作映画『キングダム 運命の炎』がいよいよ公開となるため、ファンは盛り上がりを見せている。

 春秋戦国時代を舞台に、“天下の大将軍”を目指す少年・信の夢を追う物語が描かれた本作。主演に山﨑賢人さんをむかえ、吉沢亮さんや橋本環奈さん、大沢たかおさんなど豪華なキャストが集結している。

 そんな錚々たるキャストのなかでも、一際目を引くのが楊端和役の長澤まさみさんだ。長澤さんが演じている楊端和は“山界の死王”と呼ばれ、類い稀なるカリスマ性とその強さから、山岳地帯に住む民族を統一する女王として登場するキャラクターだ。

 彼女の初登場シーンは作中でもとくに印象的だった。おどろおどろしい仮面を身につけて登場する楊端和だが、マスクを外すと長澤さんの美貌があらわとなり、ほかのキャラクターもその姿に息を呑んだ。

 また、戦闘シーンのアクションも素晴らしく、身軽に戦地を駆け抜ける長澤さんのたくましい姿に目を奪われてしまったのは筆者だけではないはずだ。なお、長澤さんはこの楊端和役で、第43回日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞している。

 ちなみに、最新作映画でも楊端和は登場することが決定しているようだ。今後の活躍にも注目していきたい。

■漫画から飛び出してきたかのような再現度!『鋼の錬金術師』ラスト役:松雪泰子さん

 再現度の高さにファンが驚いたのが、2017年に公開された『鋼の錬金術師』の松雪泰子さんだ。松雪さんが演じたのは、ラストという“色欲”を司るホムンクルスと呼ばれる人造人間。ウェーブのかかった長い髪が印象的なラストは、作中屈指の美女キャラクターだった。

 そんなラストを実写化するにあたってキャストが発表されたとき、ファンからは歓喜の声があがった。というのも、前々から「ラストを実写化するなら松雪泰子さんがいい」という声が多くあったからだという。キャラクタービジュアルが公開された際には、「ラストそのもの!」と再現度の高さが評価された。

 当時のインタビューによると、松雪さんはビジュアル面では「なんとも言えない恐ろしさ、色気」を出すため綿密に打ち合わせを行い、演技については“極力無機質に見えるようにしていた”と明かしていた。

 その結果、ため息が出てしまうほどセクシーで妖艶なラストに仕上がっており、往年のハガレンファンも納得の実写化となったようだ。

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