■ラブコメと言えばこの人! 明るい恋愛が魅力の人気漫画家・中原アヤさん
1995年に『別マ』に掲載された『春と空気と日曜日』で漫画家としてデビューを果たした中原アヤさん。彼女のヒット作と言えば、2001年から連載を開始した『ラブ★コン』だ。
単行本の累計部数が1200万部(2007年時点)を突破している本作は、大阪府出身の彼女らしい“コメディー要素”の強い作品で、藤澤恵麻さんと小池徹平さんをメインキャストにむかえて実写化も果たしている。
以降も『ダメな私に恋してください』や『おとななじみ』など多くの作品が実写化されてているが、“ラブコメディー”を得意とする彼女の作品は「読むと元気になれる」と評判で、エネルギッシュな名作が多いように思う。
「マーガレット・別冊マーガレット60周年」を記念して集英社オンラインに掲載された特別インタビューでは、「私自身が生まれつき陰キャなので、明るいもの楽しいものへの憧れが強くあります」と語っていた中原さん。“笑いを描くために漫画を描いている”という彼女は、デビューから現在にいたるまで“ラブコメディー”というジャンルを牽引してきた漫画家の1人だろう。
デビューから現在にいたるまで、少女漫画界の最前線で新作を届け続けている彼女たち。学生時代に彼女たちの作品を読んでいたという大人のファンから今の時代を生きる子どもたちまでと、幅広い世代の読者を楽しませてくれている。
今後もさまざまなメディア化を果たしながら、読者にさまざまな感動を届けてくれるのだろう。時代を牽引してきた彼女たちの今後の活躍にも注目していきたい。