■人気子役の駆け出し時代!『仮面ライダー555』&『特捜戦隊デカレンジャー』志田未来
2005年に放送されたテレビドラマ『女王の教室』で脚光を浴び、翌年『14才の母』で初主演を果たし、ブレイクした志田未来さん。志田さんは1999年頃から子役として活動しているが、そんな彼女も特撮作品へ出演していた過去を持つ。
2003年に公開された『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では、劇場版でメインキャラクターとなるミナの幼少期を演じていた志田さん。さらに、翌年2004年には11歳で『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』に出演し、ガスドリンカーズによるウイルス・“金色の雪”に侵されるレスリー星人の少女を演じた。
作中でも印象的なシーンとあって、記憶に残っている人も多いのではないだろうか。白い帽子とワンピースを身につけ、ロングヘアの姿を披露した志田さんは、当時から目を引く美少女として話題となった。
ウイルスに侵され苦しむ演技は、子役ながら“演技派女優”としての片鱗を見せており、そのあと彼女が人気女優として大成していくのも納得の出演作だ。
子役として活動していた彼女たち。今では、それぞれが人々を魅了する名女優へと成長している。今回、あらためて作品を振り返ってみたが、10代の頃から彼女たちは観客の心を掴む存在感を放っているように思う。
現在を知っているからこそ、当時の彼女たちの初々しい姿をあらためて振り返ってみるのも、新しい作品の楽しみ方なのかもしれない。