いまや日本を牽引する名女優たちのなかには、子役時代に特撮作品に出演していた人もいる。まだ幼いながらも名女優の片鱗を見せていた彼女たち。そこで今回は、子役時代に特撮作品に出演していた名女優たちに注目して、出演作とともにご紹介していこう。
■アーティスト活動だけでなく子役としても出演!『モスラ2 海底の大決戦』満島ひかり
1997年、7人組のダンス&ボーカルグループ「Folder」として歌手デビューを果たした満島ひかりさん。デビューシングルとなった「パラシューター」は大ヒットを記録し、人気を博していた。
実は、満島さんは「Folder」としての活動のほかに、子役として特撮作品に出演していた。それが、デビューと同じ1997年に公開された映画『モスラ2 海底の大決戦』だ。
本作は1996年に公開された“平成モスラシリーズ”の続編で、さまざまな姿へ変身するモスラの姿を見ることができる作品になっている。
当時、12歳だった満島さんは、物語のメインキャラクターである「ゴーゴ」を最初に発見した人間の少女・浦内汐里を演じている。当時から彼女の整った顔立ちは注目されており、「可愛すぎる」と話題になった。
満島さんの出演作といえば、2005年に放送された“ウルトラシリーズ”の『ウルトラマンマックス』が印象的だが、幼さの残る彼女の初々しい姿を見ることができる『モスラ2 海底の大決戦』は、今となっては貴重な作品と言えるだろう。
■可愛すぎる姿に癒される人続出…『ブースカ! ブースカ!!』宮﨑あおい
4歳の頃から子役として活動していた宮﨑さん。彼女が出演していたのは、1999年から放送された特撮テレビドラマ『ブースカ! ブースカ!!』だ。
1966年に放送されていた特撮テレビドラマ『快獣ブースカ』の新作シリーズとして放送された本作。前作のメインキャラクターである屯田大作やミー子(美智子)なども成長した姿で登場し、ファンにはたまらない作品となった。
そんな『ブースカ! ブースカ!!』で宮﨑さんが演じていたのが、第25話で初登場した「魔女っ子カメちゃん」役だった。赤いマントを身につけ、お団子頭で登場した宮﨑さんの可愛すぎる容姿に釘付けになった視聴者は多かったようだ。
類い希なる演技力、そして、成長した今もあどけない少女のような雰囲気で魅了する宮﨑さんだが、当時14歳だった彼女のすでに完成された美しさには驚かされるばかりだ。