「聖闘士走り」「ナルト走り」にCocomiもマネした「奇行種」も!マネした経験あり? 漫画・アニメの独特な走り方の画像
アニメ『聖闘士星矢 Blu-ray BOX』第1巻より
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 漫画での「走り方」は、『ドラえもん』などで見られた、足元がうずまきのようになったグルグルの円で表現されることが多かった。その描き方によって、動きのない漫画でもキャラが走っていることが一目瞭然であり、その表現方法は作者の腕の見せ所だともいえる。

 そして、漫画やアニメに登場するキャラクターの走り方には、他の作品では見ないような個性的なものがたびたび登場する。今回は、読者・視聴者もマネした、漫画・アニメのキャラの印象的な走り方を紹介したい。

■「聖闘士走り」「ナルト走り」の疾走感

 まずは、岸本斉史氏による『NARUTO-ナルト-』の主人公・うずまきナルトら忍者たちの走り方。読者の間では「ナルト走り」と呼ばれ親しまれており、前のめりで左右の腕を後ろへ伸ばす独特な走り方である。

 なぜ同作のキャラたちがこのような走り方をするのかは明らかにされていないが、他の忍者が登場する作品でも、腕を振らずに走る走り方は多い。空気抵抗をなくすためか、腕がものに当たるのを防ぐためか、理由は色々と考えられるがどれも隠密活動に適した要素があるように思う。

 かつてはアニメ『聖闘士星矢』で、聖闘士たちや敵の戦士たちが腕を後方にVの字に伸ばして走る独特な走法が「聖闘士走り」とファンの間で呼ばれていた。「ナルト走り」をはじめ、多くのキャラに疾走感あふれるこの走法が引き継がれており、『鬼滅の刃 遊郭編』でも音柱・宇髄天元がこのポージングで疾走していた。

 続いては、うすた京介氏による『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』。謎の格闘技のセクシーコマンドー部を舞台にしたシュールな作風のギャグ漫画だが、同作にも特徴的な表現がある。

 その筆頭は「だばだば」。手足をその場でうねうねと動かしたり、走っているときに添えられる効果音で、同作にはさまざまなシーンで「だばだば」が登場する。

 こんな奇妙な走り方をするのは同作のキャラだけ。その意味はわからないが謎の中毒性がある。この他『マサルさん』には、「ボスケテ」など一度聞いたら忘れられない印象的な造語が多い。

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