『GTO』小栗旬に『奈緒子』三浦春馬、『サイコメトラーEIJI2』山田孝之も…10代で“漫画の実写化作品”に出演していた俳優たちの画像
『GTO』DVD-BOX(ポニーキャニオン)

 日本を代表する俳優のなかには、10代のころに漫画の実写化作品に出演していた過去を持つ人たちもいる。彼らはデビューまもなくして実写化作品に出演し、初々しい姿を見せてくれていた。そこで今回は、10代のころに実写化作品に出演していた俳優をご紹介していこう。

■いじめられっ子役で初レギュラー出演!『GTO』小栗旬さん

 いまや国民的俳優の小栗旬さんがレギュラーとして初出演したのが、1998年に放送された藤沢とおるさん原作の漫画『GTO』の実写ドラマだった。小栗さんが演じていたのは「吉川のぼる」という男子生徒で、クラスメイトからいじめを受けている役だった。

 当時15歳だった小栗さん。今では大人の色気が際立つ演技が魅力の彼だが、『GTO』に出演していた当時はまだ子どもらしい顔つきで、初々しい演技を見ることができる。

 名俳優となった小栗さんの出世作として、『GTO』を挙げるファンも多い。当時、大人気ドラマとなった本作で、反町隆史さんが演じた主人公・鬼塚英吉の一番の味方として活躍した彼の姿が今でも強く印象に残っているという人は多いだろう。

■当時から存在感のある演技が魅力! 『奈緒子』三浦春馬さん

 子役として活躍し、名俳優へと成長を遂げていた三浦春馬さん。彼は17歳のころ、坂田信弘さん原作・中原裕さん作画の漫画『奈緒子』の実写化映画に出演している。上野樹里さんがヒロインをつとめた本作の、もう1人の主人公として三浦さんは「壱岐雄介」を演じた。

 駅伝をテーマにした『奈緒子』は、“伝説の駅伝コミック”と言われ人気を博していた。そんな本作の待望の映画化で三浦さんが演じたのは、天才ランナーの役柄だった。彼は子役から培われた確かな演技力もさることながら、高い身体能力にも定評がある。10代の初々しい姿とともに、三浦さんの爽やかで若々しい演技にも注目したい実写化作品だ。

 さらに三浦さんは19歳のころ、高橋ヒロシさんの漫画『クローズ』を原作とした実写化映画『クローズ ZERO II』にも出演。劇場版2作目にあたる本作で主人公・滝谷源治と敵対する鳳仙学園の1年・美藤竜也を演じ、得体の知れない恐怖を感じる“スーパールーキー”役で大きな存在感を放っていた。

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