「ぜひ何度も劇場へ」衣装デザイン・種村有菜先生インタビュー『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』の画像
©BNOI/劇場版アイナナ製作委員会
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2015年にスマートフォン向けアプリケーションゲームとして生まれ、いまではアニメ化やコミカライズ、企業コラボなどさまざまなメディアミックスがくりひろげられている「アイドリッシュセブン」。
7人組男性アイドル「IDOLiSH7(アイドリッシュセブン)」のマネージャーを担当することになった主人公が、彼らを成長させるために奮闘するストーリー。このたび、彼らのライブが映画となり公開される。その名も『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』。そして、本コンテンツのキャラクター原案と、劇場ライブでは衣装デザインを担当した種村有菜先生のコメントが到着!

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■ 衣装や装飾品の揺れ感まで楽しんでいただける作りになっています■

ーー劇場ライブ(『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』)の企画はいつ頃から始まっていましたか?

私は2021年頃から動いていました。当時は2022年の『ブラック・オア・ホワイト ライブ ショーダウン(以降、ブラホワ)』の衣装デザインと同時進行だったので、制作サイドからデザインのご相談があるたび『それは劇場ライブのほう? ブラホワのほう?』と質問するのが当たり前になっていましたね。

ーー劇場ライブの話を初めて聞いたときの感想は?

驚きました! 最初、新曲のメロディーラインを聴かせていただいたのですが、それだけでもうワクワクしてしまって。そんなライブを2DAYSも開催すると知った時は、驚き過ぎて言葉にならなかったです。

ーー種村先生の劇場ライブでの関わり方を教えてください。

CGアニメーション制作スタジオのオレンジさんからご指名をいただき、本作の衣装デザインを担当しています。IDOLiSH7の『Mr.AFFECTiON』のMVでご一緒したことがきっかけで、今回このような素敵なご縁に恵まれました。ご指名いただいた以上は、力を尽くすぞという気持ちで臨みました。

ーー今回、ブラホワとあわせて16人分の衣装デザインを手掛けるのは大変でしたか?

実はブラホワの衣装は割とすんなりできたんです。でも劇場ライブの衣装の方は難産で、もの凄く苦労しました。様々なことを考慮しなくてはならず、色々な壁に衝突して、全グループ衣装案をこんなに出したことはなかったですね。そんな時、プロデューサーさんに道を示してもらって本作の衣装を完成させることができました。
 オレンジさんには私の要望をたくさん聞いてもらって、細部にこだわっていただきました。衣装や装飾品の揺れ感まで楽しんでいただける作りになっています。完成した衣装がどうなっているのかは、ぜひライブ当日を楽しみにしてください。

ーー劇場ライブの見どころを教えてください。

曲も、MCも、すべてが見どころですが、特にアイドルたちの表情を観てもらいたいです。あと視線。本当に些細な視線の動きまで工夫が凝らされていて一瞬も見逃せません。皆さん絶対にびっくりしますよ! 一回では目が追いつかなくて全部を観ることはできませんので、アイドル16人×2DAYSで32回は劇場に足を運んでいただきたいです。これが大袈裟ではないくらい、ステージのいろんなところでいろんなことが起こります!

ーーライブ本番を控える16人のアイドルたちに一言声をかけるとしたら何と言ってあげたいですか?

『LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』の当日は一生に一度しかないことだから楽しんできてね、と言ってあげたいです。ライブ会場はアイドルのホームですから、心の底から安心して楽しんでほしいと思います。

ーーファンの皆さんへメッセージをどうぞ!

劇場ライブはスタッフ総出で、総力を注いで作られています。ぜひ劇場に足を運んで、スタッフの愛情を全身で浴びに来ていただきたいです。そして、2DAYSありますが、最初に観る1回を本当のライブだと思って大切に、楽しい時間にしてください。


明日の続報記事もお楽しみに!

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