■『HK 変態仮面』にチョイ役で出演する高畑充希と木南晴夏
あんど慶周氏の漫画『究極!!変態仮面』を原作に実写化された映画『HK 変態仮面』。本作は2013年に1作目が公開され、2016年には続編となる『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』が公開されている。
主演は2006年ごろから活動を開始した俳優の鈴木亮平が務め、筋肉美が印象的な主人公・色丞狂介を演じるにあたって大幅な肉体改造を行い、引き締まった肉体を披露したことでも話題になった。
そんな鈴木の出世作ともいえる『HK 変態仮面』だが、本作にも“豪華すぎるキャスト”が出演していた。それが、ワイドショーのレポーターとして出演した高畑充希だ。彼女は、“スカートをめくる”という犯行を繰り返す“偽・変態仮面”のニュースをレポートしているのだが、その登場時間はわずか10秒ほど……。偽・変態仮面にスカートをめくられそうになりながら、フレームアウトしていくチョイ役を演じている。
まさに“高畑充希のムダ遣い”ともいえる豪快なキャスティングに驚いてしまうが、さらにこのシーン、高畑のレポートしているニュースをスタジオでキャスターとして報道するのが、テレビドラマ『勇者ヨシヒコシリーズ』で知られる木南晴夏という、これまたびっくりの配役だ。登場が一瞬すぎて、彼女たちが出演していることに気づけなかった人も多いようだ。
ちなみに2作目では、情報番組のコメンテーターとして佐藤仁美がチョイ役で出演しており、本作において“変態仮面関係のニュース”を報道する役柄には豪華キャストを起用するのがお約束になっているのかもしれない……。
マイナーでありながら、人気を博した実写化作品たち。デビューまもない若手俳優を起用し、人気に火をつけた起爆剤ともいえるこれらの作品には、今考えると豪華すぎるキャストが出演していた。
さらに、共演者も豪華なキャスティングがされており、チョイ役に主演級の女優を出演させるなど贅沢すぎる演出の数々。これらの作品を振り返り、今ではありえない夢のような共演を楽しんでみてはいかがだろうか。