中川翔子、絵のうまさは“作品への愛”ゆえ!? スゴすぎイラストチャレンジ「コスプレ」しながらの超絶テクも披露の画像
中川翔子 (C)ふたまん+

 とにかくイラストがうまいことで知られるアニメ・漫画好きタレントの中川翔子。3月23日に放送されたバラエティ番組『アメトーーク! 3時間SP 絵心ない芸人&徹子の部屋芸人』(テレビ朝日系)では、イラストのうまい芸能人として登場し、「あーん」するカップルのイラストなどを描き上げ話題を集めたばかりだ。

 うまさに加えて、驚くべきはその筆の早さだろう。中川は2020年にYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を開設しているが、そこでは「本当にこんな短い時間で描き上げたの?」と誰もが驚いてしまうようなスゴ技のイラスト執筆動画が多く投稿されている。

 たとえば、チャンネル開設後まもなく、2020年4月13日に投稿された「『鬼滅の刃』の我妻善逸を筆ペンで一発描きしてみた」は、彼女の投稿したイラスト関連の動画の中でも一番再生数が多い作品。その再生回数はなんと336万回。これは動画タイトル通り、下書きもなしの状態で「一発」で善逸を描いてみせるというチャレンジ動画で、中川が迷いのない筆運びでイラストを描いていく様子に多くの視聴者から驚きのコメントが寄せられた。

 加えて最近では30分や1時間など時間を制限してイラストを描く様子もたびたびアップしている。2022年12月26日には『チェンソーマン』のマキマのコスプレをしながら、大きな画用紙に30分でアナログの筆ペン一発描きでどれだけのキャラが描けるかのチャレンジを行なった。

 原作者である藤本タツキ氏の絵のタッチについて「緻密だけどラフ」と高く評価し作品の面白さや推しキャラについて語りながら、最終的に44秒残した状態でデンジ、マキマ、パワーなど主要キャラ10人をサラサラと描きあげた。

 2023年3月11日には、『チェンソーマン』と同じような条件で『うる星やつら』のイラスト30分チャレンジにも挑戦。同作の魅力は個性的な女性キャラたちだとしつつ、女性キャラたちをメインに30分で13人を描きあげた。鉛筆で影までつけるというこだわりようにスタッフ一同は驚いていたが、本人は全然間に合わなかったと納得のいっていない様子。「泣きの延長」ということで、結局53分をかけて16キャラを見事なクオリティで描いた。

 中川は「高橋留美子先生は天才」「『うる星やつら』はどこから入っても大丈夫」と魅力を語っているが、動画の中で中川ならではの視点で作品や作家を解説する点も見どころのひとつ。中川のイラストチャレンジ動画を見る楽しさは、その作品を知らなくても、作品についてうまくまとめて魅力をプレゼンしてくれるので「見てみようかな」という気持ちにさせられる。これこそ中川の作品への愛のなせる技なのだ。

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