「バスケットはお好きですか?」「ただの人間には興味ありません」人生を変える出会い描く名作漫画・アニメの「入学」シーンたちの画像
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 4月から始まる新生活にドキドキワクワクしているという人は多いだろう。特に中学、高校、大学などへの進学・進級は、人生において最も期待に胸を膨らませる瞬間だ。漫画やアニメなどでもしばしば入学シーンが描かれるが、そこはやはりフィクションの世界。現実世界ではなかなか起きないようなビッグイベントが起こるものである。

 そこで今回は、漫画やアニメの中で描かれた「入学シーン」が特に印象的だった作品を紹介したい。

 まずは京都アニメーション製作のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』から。原作は谷川流氏のライトノベルで、もともとオカルトや超常現象に憧れていた主人公のキョンの一人語りから始まる。現実では面白いことはそうそう起こらないとたかをくくるキョンの前で「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」という突飛な自己紹介をしたのが、美少女の涼宮ハルヒだった。

 この後、彼女に興味をもったキョンはハルヒとともに「SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)」の発足に参加。このときの視聴者には想像できるわけもないが、実際に宇宙人や未来人や超能力者が集まったのだから、あらためて1話を見直すとニンマリしてしまう。

 続いては、作品をきっかけにバンドを始める人が急増した大ヒットアニメ『けいおん!』。中学ではどの部活にも入っていなかった主人公の平沢唯が高校入学を機になにか部活に入ろうとするところから物語が始まる。

 多数の部活勧誘を受けるもののやりたいこともない唯は、担任に軽音楽を「軽い音楽」と紹介されカスタネットや口笛などを吹く部と勘違いをして、音楽初心者なのに軽音部に入部してしまう。

 ここから初めて音楽の楽しさに触れる唯の姿や、仲の良い部活メンバーとのお茶会に憧れたという人は多いだろう。あのとき唯が勘違いをして入部していなかったら軽音部は廃部になるところだったので、結果的にはこの勘違いが功を奏したといえる。

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