■“リアルガルマ”のガチ勢・及川光博

※シャアのコスプレを披露した及川光博(画像は機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ@gundam_hathawayより

 9歳のときからガンダムファンだという“ミッチー”こと及川光博。『閃光のハサウェイ』のトークイベントではシャア・アズナブルの衣装を着て登場し、ポーズつきでシャアの演説を実演してみせたり、“ライブでこの衣装を着たい!”と話したりと、終始ノリノリの様子を見せた。

 ミッチーは以前にも、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にガルマ・ザビの衣装を着て出演。しかも私物の衣装だというから驚きだ。彼の持つ気品のなせるわざか、完璧に衣装を着こなしている様子に、ネットでは“リアルガルマだ!”と賞賛の声があがった。

 また、このとき「ガンダムと特撮ヒーローから学ぶイイ男授業」というテーマでガンダム講座を行ったミッチー。ホワイトボードに宇宙世紀年表を書いて、まず時系列から詳しく説明するというガチっぷりを披露し、ガンダムファン歴35年(当時)の貫禄を見せつけた。

■作ったガンプラはなんと100体! 本郷奏多

※BANDAI SPIRITSの新CMに起用された本郷奏多(本郷奏多 スタッフ(公式)@k_hongo_staffより

 ガンダムシリーズのなかでも、とくに宇宙世紀を描いたものが好きだという俳優の本郷奏多。なかでも『機動戦士ガンダムUC』はセリフを全部覚えるくらい見ているというから、かなりのマニア度が窺える。

 そんな本郷は2020年、ガンプラを作る楽しさを伝える「ガンプラ40周年ビルドアンバサダー」に任命された。ガンプラとの出会いは小学生のころ、『SDガンダム』を作ったのが始まりだという。これまでに作ったガンプラは、なんと約100体!

 自身のYouTubeチャンネルでもガンプラ関連の動画は多く、基本工作から改造までをこなす様子や、自動でデストロイモードに変形するユニコーンガンダムのガンプラにはしゃぐ様子が配信されている。あまりに楽しそうな本郷に、見ているほうも思わずガンプラを作ってみたくなるから、アンバサダーはダテじゃない。

■“落合専用エクシア”を持つ落合博満

『00』といえば、中日ドラゴンズ元監督の落合博満にも意外な逸話がある。落合は、息子である福嗣の影響でファーストガンダムからのファンだという。監督在任中の2008年、バンダイホビーセンターを訪問した際には、当時放送されていた『00』のガンダムエクシアをドラゴンズカラーにした落合専用機が贈られている。

 しかし、同年のシーズン前に福嗣と交わした「優勝を逃したらガンダム1年間禁止。完全優勝を逃したら半年間ガンダム禁止」の約束により、優勝を逃した落合は『00』セカンドシーズン第4話の放送日からガンダム禁止に……。秋季キャンプ中に選手へのカミナリが激増したのは、ガンダムを見ることができないイライラからでは!? という噂まで出たそうだ。

 

 以上、ほんの一部ではあるが、ガンダム好きな芸能人の逸話についてまとめた。ガンダムを語るとき、誰もが子供のようなキラキラした表情になるのが印象的である。

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