集英社×エイベックスによるプロジェクト『Arcanamusica(アルカナムジカ)』は、タロットカードをモチーフにしたストーリーが描かれるコミックやボイスドラマ、作中に登場する歌い手たちの楽曲など、“多”次元に展開されるプロジェクト。始動から1年が経った今年2月、小野友樹、寺島惇太、蒼井翔太の3人が新メンバーとして参加し、1st ALBUM『SPREAD』も2月22日に発売された。この注目プロジェクトの主人公・川和静(かわわ・しずか)を演じる波多野翔と、新しく加わった斑目(まだらめ)ジュナ役の寺島惇太は、今回の取材日がなんと初対面。年齢差12歳という2人の意外な共通点とは。
■出会って1時間! 正真正銘の初めましてトーク
――お2人はもしかして、お会いするのは本日が……?
波多野 はじめまして、です。
寺島 1時間くらい前に初めてお会いしたんですよ。
――お互いの印象はいかがですか?
寺島 『アルカナムジカ』のプロデューサーさんかな?というくらい、この作品についてとても詳しくて。キャストの方が作品の説明をあんなに流暢にされるのを聞いたことがあまりなかったので、さすがだなぁと。
波多野 いえいえ、とんでもないです! 寺島さんは部屋に入ってこられたときから「あ、もう絶対いい方だ!」って。優しいオーラがすごく醸し出されていて、ホッとしました。今日はすごく緊張していたので。
寺島 ありがたいです。これから仲良くなってきたいな、むしろ付きまといたいなと思います(笑)。
――寺島さん演じる斑目(まだらめ)ジュナも、波多野さん演じる主人公・川和静(かわわ・しずか)の歌声に魅了されて追いかけているんですよね。
波多野 いや、もしかしたら逆に、自分が寺島さんに付きまとうかもしれません(笑)。