『ドラゴンクエスト』シリーズには、ＨＰを回復する「やくそう」や毒を治癒する「どくけしそう」といった回復系アイテム、戦闘を有利にする武具まで、さまざまなアイテムが登場する。その中でも、今回は攻略に役立つ有能アイテムを３つ紹介していく。
■入手直後から大活躍！ 道具として使う「ほのおのツメ」
最初に紹介するのは『ドラゴンクエスト６ 幻の大地』で大活躍する「ほのおのツメ」。ムドーの城のモンスターが化けた石像を超えた先にある宝箱から獲得することができる武器で、ハッサンに装備させてイベントで習得することができる特技「せいけんづき」を使うと、これまでの攻撃と比べて倍近いダメージを与えることが可能だ。
ほのおのツメが有能な理由は、戦闘中に使用することでメラミの効果を発揮することにある。メラミは敵１体に８０程度のダメージを与えることができ、強敵であるムドーに対しても安定してダメージを与えられる。ほのおのツメなしでムドー戦を突破する場合は、通常攻撃とせいけんづきで倒す必要があるため、難易度が急上昇してしまうほどだ。
ムドー戦以降も物理攻撃が苦手なキャラに持たせることで、雑魚戦で安定したダメージを与えることが可能に。終盤に差しかかると、テリーが持っている「らいめいのけん」がライデインの効果を持っているため使う機会は減るが、長い間パーティーを支えてくれる非常に優秀なアイテムである。
■『ドラクエ』最強のアイテム？ 「ふしぎなタンバリン」
『ドラゴンクエスト８ 空と海と大地と呪われし姫君』に登場した「ふしぎなタンバリン」は、“シリーズ最強アイテム”と言っても過言ではないかもしれない。使用すると全員のテンションを１段階上昇することができるアイテムで、「太陽のかんむり」「まじゅうの皮」「怒りのタトゥー」を錬金釜に入れることで作ることができる。
ドラクエ８のテンションシステムは１段階上がるだけで攻撃や回復呪文が１.５倍、最大まで上がると７.５倍にもなる。戦闘で重要な役割を持っているテンションだが、１段階上げるには、通常は「ためる」コマンドで１ターン消費しなければならない。しかし、ふしぎなタンバリンは、道具として使用するだけで仲間全員のテンションを１段階上げることができ、何回でも使えるという優れモノなのだ。
効果的に使おうとすると、回復や補助がメインで素早さがそこそこあるククールが使用することが多く、ククール＝タンバリンという愛称でプレーヤーから呼ばれることもあるほど。使わないだけで縛りプレイをしているようなものなので、これからドラクエ８をプレイする人は、作れるようになったら即錬金して、ククールに叩いてもらうのがオススメだ。
タンバリンを叩きまくって、スーパーハイテンションにした上でバイキルトをかけ、圧倒的威力の攻撃を繰り出す気持ちよさをぜひ味わってほしい。
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