『ONE PIECE』ハンコック、『ドラゴンボール』マイも…クールビューティーの“裏の顔”が魅力! ジャンプ作品に登場する“黒髪ストレート”の女性キャラ3選の画像
『ONE PIECE』Log Collection “HANCOCK" [DVD](エイベックス・ピクチャーズ)

 服装や顔つき同様、「髪型」はその人物の雰囲気や性格を連想させる重要なファクターの一つだ。なかでも“ストレートの黒髪”を持つ女性キャラは、どこかミステリアスな美女として描かれることが多い。

 そこで今回は、ジャンプ作品に登場した黒髪ストレートの女性キャラについて紹介していこう。

■誰しもを魅了する王下七武海の紅一点!!『ONE PIECE』ボア・ハンコック

 いまや国民的漫画作品となった尾田栄一郎氏の『ONE PIECE』には、数多くの魅力的な女性キャラクターが登場する。なかでも王下七武海の一人として登場するボア・ハンコックは、美しい容姿と高い実力を兼ね備えた女性として人気を博している。

 ボア・ハンコックは“海賊女帝”と呼ばれる実力者で、艶のある長いストレートの黒髪と、抜群のプロポーションを持つ絶世の美女。髪を耳にかける、座るときに足を組むといったセクシーな仕草が作中でもたびたび強調されており、釘付けになっている読者もいるだろう。

 ただし、その性格は傲慢かつ高飛車で、常に周りを見下す唯我独尊な立ち振る舞いが目立つ。一方で王下七武海の名に恥じない高い実力を有しており「メロメロの実」の力を使い、自分に見惚れた相手を石に変えてしまう。この能力の対象は男性に限定しておらず、同性にも効くからすごい。彼女の天性の美貌あってこその強烈な力であろう。

 そんな彼女がルフィに惚れて逆に“メロメロ”になり、可愛らしい様子を見せるシーンは、もはや本作の醍醐味の一つ。今後の展開にも期待したいところだ。

 また、『ONE PIECE』といえば、麦わらの一味に所属する仲間、ニコ・ロビンも黒髪ストレートの女性キャラクターである。二年後編からは少しウェーブのかかった髪型となったが、彼女の持つミステリアスな雰囲気と年相応の大人びた魅力が見事に融合していると思う。

■ギャグキャラからまさかの大出世!?『ドラゴンボール』マイ

週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された数々の作品のなかでも『ドラゴンボール』は今もなおアニメ化、映画化が繰り返されている名作バトル漫画だ。鳥山明氏によって描かれるシリアスとギャグが融合した冒険活劇と、宇宙をも巻き込んだ大迫力のバトルは唯一無二の存在感を放っている。

 そんな本作にて、主人公・孫悟空の幼少期から登場する黒髪ストレートの女性キャラクターと言えば、悪役集団・ピラフ一味の紅一点であるマイだ。軍服姿のクールビューティー……なのだが、実は下ネタが好きないわゆる“残念な美人”で、どこか抜けているところがあり、ほかのメンバー同様、イマイチ悪党になりきれない(?)人物である。

 そんな端役であった彼女だが、意外なことにその後もしばしば作中に登場しており、アニメ『ドラゴンボール超』の”未来”トランクス編では、なんと大人になった彼女がトランクスの相棒として、ヒロインに抜擢されることとなった。

 荒廃した未来では今までのギャグキャラがなりを潜め、抵抗軍のリーダーとして毅然と戦う姿が描かれる。ギャグ担当からヒロインという重要ポジションを勝ち取った、まさかの女性キャラクターである。

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