■第2位『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』より緋村剣心
続く第2位(19.0%)には2023年の「ノイタミナ」枠でのアニメ化も発表された、和月伸宏氏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』より緋村剣心がランクインした。
伝説の人斬りとして恐れられた抜刀斎でありながら、明治維新後は完全に不殺を誓い流浪人として全国を旅している剣心。剣心といえばやはり峰と刃が逆転し、相手を殺すことのない逆刃刀で戦う姿が特徴のキャラだ。
普段は穏やかなイメージの剣心がひとたび刀を振るえば、その強さは火を見るより明らか。彼の使う飛天御剣流は技を繰り出す様子もかなりダイナミックで、原作漫画では見開きで描かれることも多かった。
剣心を選んだ人からは「刀を使うキャラといったら剣心」(42歳・男性)、「強いのに、どこまでも不殺なところがかっこいいから」(35歳・男性)、「逆刃刀で戦うところが印象的です」(40歳・男性)、「小さい頃大好きな作品だったから」(31歳・女性)という声が集まった。
■第1位『ルパン三世』より石川五ェ門
そして、25.3%に支持され第1位に輝いたのは、幅広い世代から愛される『ルパン三世』の石川五ェ門。
『ルパン三世』シリーズに登場する居合の達人で、逆手居合、逆手切りを得意としている五ェ門。ルパンファミリーの頼れる一員だが、アニメ初登場時はルパンの命を狙う殺し屋として登場していた。
五ェ門を象徴する言葉といえば「また、つまらぬ物を斬ってしまった」。日本の刀使いのキャラクターで最も有名なセリフと言っても過言ではないだろう。実際、今回のアンケートでもこのセリフを引用する回答者がダントツに多かった。
このほか、選んだ人からは「目にも止まらぬ速さで敵を斬るところが好き」(44歳・女性)、「昔から馴染みのあるキャラクターだから」(48歳・男性)、「クールなところが昔から憧れです」(41歳・女性)、「なんでも斬ってしまうところ」(23歳・男性)というコメントが寄せられた。
刀を使うキャラは、どことなく五ェ門のようなクール系キャラクターが多い印象だが、4位から10位にも個性的で唯一無二の戦い方をするキャラにコメントが寄せられた。