■地球への落下作戦に使われた巨大MA「ゾディ・アック」

 最後に紹介するのは「ガンダム・センチネル」に登場した低軌道制空用試作MA「ゾディ・アック」だ。全長は戦艦級の218.3mにも及び、まるでロケットのような姿をしたMAである。大気圏内での旋回などを行うために流線型のデザインになった。

 ゾディ・アックは2体のMAに分離することも可能で「ゾアンⅠ」「ゾアンⅡ」に別れ、格闘戦形態になることもできる。

 さらに、注目したい武装が機体中央にある規格外の破壊力を持つメガ・カノンだ。2門内蔵されており、使用時には機首部が上下に展開され、ZZガンダムのハイ・メガ・キャノンの10倍以上の出力を持っている。

 ただ、構造上の問題で、メガ・カノンを連射すると推進剤が熱せられてしまうため、自爆してしまうリスクも。このことが問題視されて計画中止となり、ネオ・ジオンからニューディサイズへと譲渡された。

 そのニューディサイズはゾディ・アックの質量を爆弾として活用し、地球に落とす作戦を決行したが、分離したゾアンⅡがメガ・カノンの欠陥によって自爆してしまい、残ったゾアンⅠもSガンダムによって破壊され、作戦は失敗に終わった。

 

 今回はジオン公国軍およびネオ・ジオン軍が作った“超巨大MA”に絞って紹介したが、範囲を広げると、東京スカイツリーをも超えるサイズを持ったMAが登場する作品もある。「機動新世紀ガンダムX」に登場したMA「パトゥーリア」は全長が600mを超え、戦艦よりも巨大なヤバい代物だ。

 10月から放送中の新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ではどんなMAが登場するのか、期待しながら待ちたい。

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