『ヒロアカ』飯田天哉に『ONE PIECE』黄猿! 漫画界のスピードスター「100メートル走で優勝しそうなキャラ」5選の画像
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 少年漫画には、たびたび「速さ」を売りにしたキャラクターたちが登場する。強化した肉体で素早く動いたり、能力を活用することで規格外のスピードを実現するなど、キャラクターによってその速さのレベルはさまざまだ。そんな数々のスピードスターたちを見て、「もっとも速いのは誰だろう……」と想像したことはないだろうか。

 今回は「100メートル走」を走ったらいったい誰が最速なのかという観点から、彼らの「速さ」の活用法もあわせて見ていこう。

■駆け抜ける姿はまさに“韋駄天”!『ヒロアカ』飯田天哉

 もしも、脚にジェットエンジンが付いていたら、速く走れるのではないか…そんな理想を実現してしまったのが『僕のヒーローアカデミア』こと『ヒロアカ』に登場する飯田天哉だ。

 作中では「インゲニウム」の名で活躍する天哉だが、彼の個性「エンジン」は、ふくらはぎに備わった特殊器官を用いて肉体を加速させる。個性把握テストでは50メートルを3秒という速度で駆け抜けたが、ギアさえ上がり切ればさらに加速できるあたり、まさにキャラクター名の由来となった“韋駄天”を彷彿とさせるスピードスターっぷりである。

■“卍解”の力は伊達じゃない!『BLEACH』黒崎一護

 少年漫画には「刀」を用いて高速戦闘を行うキャラクターが数多く登場するが、なかでも最速はといえば『BLEACH』の黒崎一護は外せないだろう。作品序盤こそ巨大な斬魄刀での豪快な戦い方がメインだったが、“卍解”によって真の能力である“天鎖斬月”を手に入れてからは、ほかを圧倒する超高速戦闘が可能となった。

 作中では白哉の千本桜をすべて叩き落とすなど、単純な速度だけではなく反射速度まで向上している描写がある。抜刀しながらという姿は考えると少しシュールではあるが、それでも100メートル走程度ならば一瞬で走り切ってしまいそうだ。

■規格外すぎる謎の生物!『暗殺教室』殺せんせー

 漫画に登場するスピードスターは、なにも「人間」だけではない。『暗殺教室』に登場するメインキャラクター・殺せんせーは、行動原理や出自などなかなかに謎の多いキャラではあるが、とにかくあらゆる能力が「規格外」なのである。

 作中、明かされている殺せんせーの最高速度は、なんと「マッハ20」。もはやどれくらいか、想像もしがたいほどの超高速だ。おおよその計算にはなるのだが、これは地球の反対までわずか45分ほどで到達してしまう速さで、100メートルに至っては0秒0147と、ついに1秒にすら満たない次元で走り抜けることができてしまう。

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