■リアリティを追求した漫画家!手当たり次第にボコられる
続いては、第4部「ダイヤモンドは砕けない」から岸辺露伴。露伴はリアリティにこだわる人気漫画家で、今でこそスピンオフ作品がテレビドラマ化されるなどヒーロー然としているが、当初は怪しすぎる敵として登場した。
彼のスタンド「ヘブンズ・ドアー」は露伴の描いた漫画原稿を見ることで発動する。見た人物を本に変え、記憶や体験を読み取る能力をもっている。また書き込むことで自由に行動を命令できるという非常に便利な能力だ。
広瀬康一を罠にハメ、東方仗助と戦闘になった露伴だが、彼もまた珍しいボコられ方をしたキャラだったのではないだろうか。
「ヘブンズ・ドアー」を食らってしまうため、原稿を見ないように目を閉じたまま戦った仗助。だが、自慢のリーゼントをバカにされるとキレるという仗助の性格を利用した露伴の姑息な作戦にまんまとハマり、仗助は目を開けてしまう。一巻の終わり……と思いきや、仗助の頭は怒りのあまり沸騰しまわりが何も見えていない状態となり、そのままあたり構わず手当たり次第にボコボコにされるハメに。「ドラララ!」とパンチ連打を喰らい、全身血まみれになりながら敗北した。