『ジョジョの奇妙な冒険』生身で「オラオラ!」7ページ半の「無駄無駄!」敵がむごくなるほどの胸スカ「オラオラ」3選の画像
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 1986年から『週刊少年ジャンプ』でスタートした荒木飛呂彦氏の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。10月7日からはアニメ第6部「ストーンオーシャン」の第2期のテレビ放送がスタートし、ますますの盛り上がりを見せている。

 個性豊かなスタンド能力を駆使した複雑なバトルが同作の魅力だが、その一方で各シリーズの主人公たちによるパンチ連打が見どころでもある。なかにはそこまでやらなくても……と敵がかわいそうになってしまうぐらいボコボコにされるエピソードもあるが、やはり承太郎やジョルノたちの「オラオラ」「無駄無駄」は見ているだけで気持ちがいい。

 そこで今回は歴代『ジョジョ』の敵の中から、特に印象深かったボコられ方をしたキャラをピックアップ。各シーンとともに振り返ってみたいと思う。

■弱いものイジメが好きな男!子どもにボコられる

 まず紹介するのは、第3部「スターダストクルセイダース」に登場したアレッシー。彼はDIOの配下であるエジプト9栄神の1人で、「セト神」のスタンドをもつ。自分より弱いもの、特に子どもをいじめるのが大好きな歪んだ性格の持ち主で、本作の中でも「トップクラスのクズキャラ」と言えるのではないだろうか。

 セト神はアレッシーの影と一体化しているスタンドで、その影に触れたものを若返らせる能力を持つ。影に触れた時間と若返る年齢は比例しており、作中では10数秒触れるだけで成人女性が胎児にまで若返ってしまう例があった。また、知性・記憶力・スタンド能力も肉体の変化と同時に若返ってしまうため、相手をあっという間に無力化できる恐ろしいスタンドだった。

 空条承太郎とポルナレフは、エジプト滞在中にアレッシーと対決し、影を踏んでしまったことで幼児にまで若返ることになる。ポルナレフは非常に苦戦するが、ここでスカッと大人をぶちのめしたのが7歳程度まで少年化した承太郎。少年承太郎はスタンドを出すことはできなかったが、1発目の顔面にめりこむほどのキツい一発に続けて、「やれやれ。子どもだからってなめんなよ」と、生身の拳でオラオララッシュを繰り出す。

 アニメは声優の高森奈津美による「オラ!オラオラオラオラ!」というかわいらしい少年声が聞ける名シーンになっているので、ぜひ見てみてほしい。

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