アムロやララァだけじゃない!? シャアの右腕「ドレン」かつての盟友「ブライト・ノア」など、ガンダム作品でシャア・アズナブルが「高評価した人物」3選の画像
DVD版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』パッケージ

 テレビアニメ『機動戦士ガンダム』や映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主人公アムロ・レイのライバルと言えば、やはりシャア・アズナブルだろう。ガンダムを視聴したことがない人でも、もしかするとアムロとシャアの名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。

 歴代主人公と並び立つほど抜群の知名度を誇るシャアは、基本的には冷静沈着な男だ。モビルスーツのパイロットとして優秀なだけでなく、組織のリーダーとしての手腕やカリスマ性も持ち合わせている。その一方で、目的遂行のためには手段を選ばず、あまり他者を信用しない傾向も見られた。

 そこで今回はそんなシャア・アズナブルが劇中で信頼を置いたり、その実力を認めていた人物を紹介していこう。

■シャアの右腕として認められた軍人「ドレン」

 最初に紹介するのは『機動戦士ガンダム』の序盤から登場したドレンだ。副官として活躍したドレンには、シャアもかなり信頼を置いていた節が見られる。

 ファーストガンダムの第7話「コアファイター脱出せよ」では、ホワイトベースを発進したアムロのコア・ファイターを追跡したシャア。そのシャアが乗るコムサイの操縦を任されていたのがドレンである。

 アムロのコア・ファイターと空中戦を繰り広げる中、シャアは機銃を担当。戦場において自身の命を預けるに等しい操縦をドレンに任せたことは、シャアが彼を認めていた証と言えるだろう。

 ほかにも第11話「イセリナ、恋のあと」の中では、シャアが出撃しなかった偽装工作までドレンに頼んでおり、かなり信頼を置いていることがうかがえる。

 そんなドレンは、第32話「強行突破作戦」にてガンダムの攻撃を受け、宇宙空間に生身で投げ出されて戦死。ドレンの敗北を知ったシャアの「あのドレンが、私の到着まで持ちこたえられんとはな」という言葉からも、ドレンの優秀さを認めていたことが伝わってきた。

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