『ＳＰＹ×ＦＡＭＩＬＹ』第２クールに、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』などスタートするやいなや大きな話題を集める作品ばかりで、豊作すぎて視聴が追いつかないという悲鳴が飛び交う２０２２年の秋アニメ。さっそく始まった作品たちを、８日からの三連休のうちに消化したという人も多いのではないだろうか。
第１週目にもかなりの数が放送されたが、１０月第２週目も大量のアニメのオンエアがスタートした。今回はあまりにも多い作品群の中から筆者が特に注目するアニメを紹介したい。
■『リコリコ』に続くか、火曜放送のオリジナル意欲作
週の前半にスタートしたのはラノベ原作の待望のアニメ化『新米錬金術師の店舗経営』、原作の最終回から全く勢いが衰えずにスタートした『ゴールデンカムイ 第四期』、長寿アニメのまさかのソコ!? というスピンオフ作品『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』など、話題性の多い作品が勢ぞろいだった。
その中でも１０月４日火曜日にスタートした『忍の一時』に注目だ。同作は、『アルドノア・ゼロ』『アイドリッシュセブン』のＴＲＯＹＣＡが放つ、オリジナルニンジャアクション。
普通の少年が「実は忍者の末裔だった」という設定だが、そこに繋がる伏線がしっかりと張られている。まだまだ第一話ということで物語の大筋はみえていないものの【忍者】という日本人はもちろん、海外のアニメファンも大好きなジャンルに勝負を挑んだというところだろうか。ただ見逃し配信がＦＯＤ限定なので視聴が少し難しい。
自分が加入している配信サイト以外での作品は視聴候補から外されやすいが、リアルタイム・もしくは録画機能を駆使してみてもらいたい作品だ。
作画も美しくアクションシーンもド派手。架空の存在となった「忍者」が、令和の時代にどう暴れ回るのか、今後の展開に期待大だ。人気原作のアニメ化や話題作の続編が多い今期。夏クールのオリジナルアニメは『リコリス・リコイル』が大きな話題となっていたが、今作もその波に乗れるのかどうか、楽しみに見守りたい。
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