『ONE PIECE』一度は乗ってみたい「憧れの船」3選 潜水艇“ポーラータング号”や水陸両用“ノストラ・カステロ号”などギミックも魅力!の画像
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 10月1日・2日の映画動員ランキングでは『ONE PIECE FILM RED』が9週連続となる1位を獲得。8月6日の公開から興行収入162億円、観客動員数は1169万人を超える大ヒットを記録している。

 そんな尾田栄一郎氏の『ONE PIECE(ワンピース)』の新作映画を見て、童心に帰った大人のファンも多いのではないだろうか。アラバスタ編からリアルタイムで連載を追いかけてきた筆者も、同作の大海原をゆく冒険に魅了され、夢のあるストーリーにいつも感動をもらっていた。

 そこで今回は航海には欠かせない海賊船に注目。個人的に子ども心をくすぐられた、乗ってみたい『ワンピース』の船を紹介していこう。


※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、気になる方はご注意ください。

 

■奇襲・逃走も自在! 潜水艦にもなるポーラータング号

 まず最初に紹介したいのは、トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団の船「ポーラータング号」だ。なんといってもこの船最大の特長は、潜水艦としても機能すること。鮮やかな黄色の船体に心が躍ったファンも多いはずで、まるでザ・ビートルズの名曲『イエロー・サブマリン』のようだ。

 マリンフォード頂上戦争では敵から追われる瀕死のルフィを救出し、ポーラータング号はそのまま海中へと逃走。その船内では、ローによるオペも行われた。結果ルフィは一命を取りとめており、今のルフィがあるのはローとこの船のおかげと言っても過言ではない。

 水面下から忍び寄る奇襲作戦にはうってつけの船で、ワノ国編の鬼ヶ島決戦のときは赤鞘九人男と裏口から上陸する作戦で大活躍。海底を進むことができるポーラータング号だからこそ実現できた策である。

 ちなみに、レヴェリー編でもチラッと潜水艇を持つ海賊が描かれていたが、ポーラータング号のような潜水艦は珍しい存在。ここぞというときに活躍する、この潜水艦に憧れたファンは多いのではないだろうか。

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