■大きな話題を集めた『水星の魔女』第1話
翌10月2日日曜日は、“日5”復活となった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が第1話から大きな話題を集めた。第1話の放送の前には主人公スレッタ・マーキュリーの幼少期を描いた前日譚「PROLOGUE」も放送され、1話放送後には公式サイトにて、オープニングテーマ「祝福」の原作小説「ゆりかごの星」が公開となった。
ぜひ、この前日譚「PROLOGUE」→第1話→原作小説「ゆりかごの星」という順番で新しいガンダムを堪能してもらいたい。
女性主人公、日5復活と公開前から大きな話題を呼んでいたこの作品だが、この前日譚を見ているかどうかで第1話のとらえ方が大きく変わるし、さらに第1話を見た後に小説を読むことでまた大きく見え方が変わる仕組みになっているのだ。
アニメ第1話だけを見るととどうしても「百合感」を強く感じてしまいそうになるが、この背景を背負っていると思うと、今後の展開を考えてるだけで震えてしまう。
これらの「点」がつながるときにどんな壮大なストーリーが浮かび上がってくるのか、この先の展開が楽しみでならない新作がスタートとなった。ガンダムファンはもちろん、ガンダムやロボットアニメになじみのない人にもおすすめしたい作品だ。
以上は金曜日から日曜日にかけてのアニメだが、たった3日間でこの作品量。この他にも10月第1週では『ゴールデンカムイ』第4期や、『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』『ヤマノススメ Next Summit』『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』などさまざまなジャンルのアニメがスタートとなった。この中からどれを選んで試聴していくか、吟味するのが大変な秋になるのは間違いなさそうだ。