『転スラ』シオンに『るろ剣』神谷薫…可愛いけれど「絶望的に料理下手な女性キャラ」3選! 妖気漂うお弁当や危ない劇物もの画像
『転生したらスライムだった件』限定版 (講談社キャラクターズライツ)より

 すごく可愛い女性が作る料理が絶望的に下手だったら……あなたはどう思うだろうか? アニメや漫画の世界では、顔が可愛いのに料理下手な女性キャラクターが登場することが多い。そしてその料理下手のレベルが、通常では想像もつかないほど壊滅的というのも漫画・アニメあるあるだ。そこで今回は、ある意味“恐ろしい”料理の腕前を持つ女性キャラクターを紹介していこう。

■得意料理は毒料理!? 味方も逃げ出す料理音痴の『転スラ』シオン

 命にかかわる料理下手として有名なのが、『転生したらスライムだった件』で主人公の秘書と護衛を務めるシオンだ。『転スラ』の愛称で親しまれている本作は、伏瀬氏によって2014年から刊行されているライトノベル作品。

 通り魔によって殺されたサラリーマン・三上悟がスライムとして異世界に転生する物語で、スライムという“か弱い”魔物でありながらもさまざまなスキルを使用し、魔王となっていくサクセスストーリーである。

 三上悟が転生したスライムのリムル=テンペストは、ジュラ・テンペスト連邦国をおさめていくが、ここで主要幹部として登場するのが大鬼族のシオンである。彼女はたびたび作中で料理を振る舞うのだが、その料理の見た目はドロドロとした紫色のおどろおどろしい毒料理ばかり……。

 見た目だけではなく、味も“劇物”そのもの。シオンの料理を口にしたゴブリンのゴブタはなんと生命の危機に陥り、結果として”毒耐性”を身につけてしまうほど……。

 しかしシオンはその後、ユニークスキルの”料理人(サバクモノ)”によって、料理を作る過程や出来栄えがひどくてもイメージした味に仕上がる技を会得した。しかし、どんなに美味しく仕上がったとはいえ、やはり見た目は大事ではないだろうか…….。このスキルを活かして「ケーキ味のこんにゃく」を作ったりもするシオン。いつか、見た目と味のマッチングスキルを手に入れてくれることを願いたい。

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