人気アニメ『SPY×FAMILY』の2期が10月より放送開始する。スパイの主人公・ロイドと殺し屋の女性・ヨル、超能力者の少女・アーニャが擬似家族としてともに生活するというストーリーで、彼らが少しずつ歩み寄り、本当の家族のようになっていくさまが心温まるホームコメディとして高い評価を得ている。
イケメンで家族思いでスパイとしての顔も持つという、新しい父親像として人気の高いロイドだが、反対に、アニメや漫画には「絶対に父親にしたくない」と感じる父親キャラも少なからずいるのではないだろうか。
そこで今回は、10代から40代の男女200人を対象に、アニメ・漫画に登場する父親キャラに関する調査を実施。「自分の父親だったら嫌なキャラ」を1人ずつ挙げてもらった。さまざまなキャラに票が寄せられた中、特に意見の目立ったキャラをランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第3位『天才バカボン』よりバカボンのパパ
第3位に選ばれたのは、赤塚不二夫の名作『天才バカボン』より、バカボンのパパ(9.5%)。
『天才バカボン』の主人公で「これでいいのだ」が口癖のバカボンのパパ。性格は子どもっぽく、周囲を混乱させる奇行をすることも多い。
同作は、これまで複数回にわたりアニメ化もされた国民的作品で、バカボンのパパも愛らしい見た目をしているが、赤塚作品のキャラクターだけあって不条理きわまりないシーンも。実は作中ではバカボンのパパが犯罪に関与していることが少なくなく、原作漫画では直接殺人を犯したりという今では信じられないような描写もある。
そんなバカボンのパパを選んだ人からは「毎日一緒にいるだけでストレスを感じそう」(32歳・男性)、「一緒に暮らすのは無理だと思う」(29歳・女性)、「グレずにいられない自信がある」(36歳・男性)と辛らつな声も寄せられた。