『HUNTER×HUNTER』暗黒大陸編再開前に振り返りたい、主要キャラになりそうな「王子たち」の人間関係図の画像
photoAC

 冨樫義博氏による漫画『HUNTER×HUNTER』の最新コミックス第37巻が11月4日に発売されることが9月20日に『週刊少年ジャンプ』の公式ツイッターにより発表された。同作は2018年11月から長期休載中となっているが、来たる連載再開の日に向けてこれまでのコミックス全36巻を振り返っている人も多いのではないだろうか。

 現在物語は、クラピカをはじめとするメンバーたちが暗黒大陸へ向かう真っ只中。船の中では14名の王子が参加するカキン帝国の王位継承戦が行われており複雑な関係図が描かれている。そこで今回は来たる連載再開の日に備え、今後の展開のカギを握りそうなカキン帝国の王子たちを振り返っていきたい。

■戦闘力は王子最強?絶対的権力を持つ第一王子のベンジャミン

 まず、カキン王子の中でもトップクラスの肉体派であるベンジャミン=ホイコーロ。第一王子として優秀な私設兵団を持っており、各王子へ「護衛」という名目でスパイ活動を指示するなど、情報面では14名の中で最も有利な立場にいるキャラと思われる。

 また肉体は筋肉隆々の巨漢で、戯れにライオンを絞め殺し、銃弾数発を至近距離で打ち込まれても微動だにしない。そのうえ念能力についての知識も豊富で、ベンジャミンに忠誠を誓った私設兵団員が死亡した場合に発動する「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」というクロロを思わせる能力まで持つ。戦力面でも今のところ最も王に近い男と考えてよさそうだ。

 一方、14名の王子たちはそれぞれ形の違った守護霊獣を持っているが、ベンジャミンの守護霊獣の能力は現段階では明かされておらず未知数。

 王子どころか作中でも上位に入りそうな実力を持っているベンジャミンの動向は、間違いなく物語のキーになるだろう。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4