■複数作品にわたって戦い抜いた伝説の名艦長ブライト・ノア
最後は、やはりブライト・ノアは外せない！ 『機動戦士ガンダム』から『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』まで４作品にわたる大活躍は説明するまでもなく、なおかつしっかり生存した不死身の男だ。
数々の過酷な戦争を生き延びたというだけでも、ブライトは能力、運ともに素晴らしいものを持っていると分かる。また『機動戦士ガンダムＵＣ』も含めれば述べ５作品、おそらく今後『閃光のハサウェイ』に登場することも加味すると、歴代最多となる６つの映像作品に登場するであろうキャラクターである。
そのブライトは、先ほどのマリューと同様に、なし崩し的に１０代の若さでホワイトベースの艦長となった。ブライト自身も未熟だったこともあり、いろんなトラブルはあったが、それでもアムロやカイといった少々扱いにくい乗組員と一緒に一年戦争を戦い抜けたのは、ブライトのリーダーシップの賜物だろう。
また、ブライトは戦術面でもたびたび非凡なところを見せている。映画『逆襲のシャア』では、ミサイルの中に核ミサイルを混ぜて発射したブライト。その巧妙な策にシャア・アズナブルは「ブライト、やるな！」と名指しで称賛している。
アムロ、カミーユ、ジュドーといった作中屈指のニュータイプを率い、つねに最前線で戦ったブライト。いつ死んでもおかしくない世界に身を置きながら、最後まで生き抜いたことからも、これほど頼りになる艦長はいないだろう。
というわけで、今回は個人的にお気に入りの艦長を紹介させていただいた。もちろん今回紹介した３名以外にも、ガンダムシリーズには数々の名艦長が存在する。あなたがガンダム世界の住人だったら、誰の指揮する艦に乗ってみたいだろうか？
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