『SLAM DUNK』の「新装再編版コミックスで一番好きな表紙絵」ランキング!「花道の成長」「湘北メンバー勢揃い」1位は意外な結果に…!の画像
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 90年代に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた、井上雄彦氏の『SLAM DUNK(スラムダンク)』。今冬、新作映画『THE FIRST SLAM DUNK』の公開を控えて、ワクワクしながらコミックスを読み返しているファンも多いのではないでしょうか?

『スラムダンク』といえば、全31巻のジャンプコミックス版がおなじみですが、2018年に新たに発売された新装再編版(全20巻)も存在。こちらの表紙イラストはすべて描き下ろしで、井上氏の新しい絵が見られるコミックとなっています。そこで今回は、新装再編版の全20巻の中で「一番好きな表紙絵」に関するアンケート調査を実施。30代から40代の男女200名が選んだ人気の表紙絵の数々をご紹介したいと思います。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■桜木花道の地道な練習風景がおしゃれ!

 第3位(10%)にランクインしたのは、野外のバスケットゴールで主人公の桜木花道が一人黙々とジャンプシュートの練習をしている第10巻の表紙。キャラがアップになっている表紙が多い中、遠目から撮影された写真のような構図になっていて、井上雄彦氏のおしゃれ感とセンスが感じられる表紙絵です。

 この第10巻は、花道が海南大附属との対戦でのパスミスを気にして、ケジメ(!?)としてリーゼントをやめて坊主頭になり、雰囲気がガラッと変わった印象的なシーンもありました。また、はじめてジャンプシュートに取り組みはじめたのもこの巻から。シュートの楽しさを知った桜木が、一人練習に取り組む様子が見られるこのイラストに、心ひかれた人は多いようです。

 この10巻を選んだ人からは、「花道が地道に努力してる感じに感動する」(42歳・女性)、「写真のようにきれいな絵で色使いも良い」(32歳・女性)、「表紙っぽくないところが良いと思います」(38歳・男性)などのコメントがありました。

■湘北メンバーが唯一勢ぞろいした最終巻!

 第2位(10.5%)は、新装再編版の最終巻である第20巻がランクインしました。物語はインターハイ2回戦、湘北対山王工業の決戦が、まさにクライマックスを迎える場面が描かれています。

 新装再編版では、唯一湘北メンバーが勢ぞろいした表紙絵。赤いユニフォームがキマっていて、山王戦を終えた後のような雰囲気もあり、ファンにとってはたまらないイラストです。ちなみに、この20巻の背表紙には、副キャプテンの木暮公延やマネージャーの彩子、赤木晴子などの姿も描かれていました。

 そんな20巻推しの人からは、「クライマックス感がある」(31歳・男性)、「メンバー全員のかっこよさが伝わる」(40歳・女性)、「チーム全員が映っていて、絆を深めて来たこれがチーム湘北なんだなと伝わる」(37歳・女性)などの声が寄せられていました。

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