『HUNTER×HUNTER』結局どのぐらい強いの? 今後の展開のキーワードになりそうな“銃”のポジションの画像
『HUNTER×HUNTER』結局どのぐらい強いの? 今後の展開のキーワードになりそうな“銃”のポジションの画像

 漫画『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博氏が8月25日にツイッターを更新し、最新単行本37巻の加筆作業に入っていることをファンに報告した。同作は2018年11月から長期休載中となっているが、来たる連載再開の日に向けて、これまでのコミックス全36巻を振り返っている人も多いのではないだろうか。

 念能力と呼ばれる力を駆使して戦う『HUNTER×HUNTER』のキャラクターたちは、体内のオーラを全身に移動させることで常人離れした威力の打撃を放ち、とてつもない防御力を獲得できる。

 生来の身体能力に加えて、オーラを用いた格闘戦では岩やコンクリートなどは発泡スチロールのように粉砕するし、拳銃も意に介さない……はずなのだが、随所に近代兵器が登場し、われわれの世界と地続きかのようなシーンがあるのが『HUNTER×HUNTER』の面白さでもある。

 幻影旅団・ウヴォーギンなどは、『ドラゴンボール』の孫悟空と同じようにこめかみにライフルを食らってもバズーカを食らっても「さすがにかなり痛えな」程度のダメージだった。だがそれは強化系能力者にかぎっての話で、同作における「銃」はまったく役に立たない道具ではない。時には、念能力者でも近代武器相手には敵わないというようなセリフもあるのだ。そこで今回は、同作における銃のポジションがどうなっているか、いくつかのシーンから振り返ってみたい。

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