どうも、吉本ヒーロークラブのしいはしジャスタウェイです。2022年8月より、『仮面ライダーW』の正式続編で『週刊ビッグコミックススピリッツ』で連載中の漫画『風都探偵』がテレビアニメ化されました。
今だから正直に言いますけど『仮面ライダーW』の続編が漫画になるという発表を聞いたときにはもう崩れ落ちました(スタッフさんごめんなさい)。というのも、大のスーツアクターさんのファンである私。実写でスーツを着てのお芝居を観たいのに、そこがまるっと無くなっちゃうじゃないか!と41歳のおじさんが見るに堪えない駄々をこねてしまったんです。しかしそんな不満が一変するくらい『風都探偵』の漫画・アニメの完成度がすごいんです。
まず漫画の監修が『仮面ライダーW』のプロデューサー塚田英明さん、脚本が三条陸さん、クリーチャーデザインが寺田克也さんというあのときのスタッフが再集結。その物語を作画の佐藤まさきさんがとても細かく丁寧にそして美しく描いてくれています。
ふと「あれ、これ……仮面ライダーの漫画だっけ?」という感想が沸き上がるほど探偵モノ漫画として面白い。なにより青年誌連載なのでバラバラ死体などグロテスクな描写もしっかりと描かれていて、改めて悪の手により命を落とすということがどんなに残酷か突きつけられる内容なんです。
そしてアニメのほうにもまたWスタッフが集結。エグゼクティブプロデューサーには引き続き塚田英明さん、脚本監修に三条陸さん、さらには音楽に中川幸太郎さん、鳴瀬シュウヘイさん、オープニングテーマとなるインストゥルメンタル楽曲では、作詞に藤林聖子さん、上木彩矢さん、TAKUYAさんがユニット「Big Gadgets ft.上木彩矢 w TAKUYA」としてコーラスを担当。主題歌「罪と罰とアングラ」は、鳴海荘吉/仮面ライダースカルを演じた吉川晃司さんがプロデュース。作詞とボーカルは大道克己/仮面ライダーエターナル役を担当した松岡充さんと布陣がもう鉄壁すぎてとりあえず土下座しちゃいそうです(笑)