『ジョジョの奇妙な冒険』億泰の「ザ・ハンド」にプロシュート兄貴の「ザ・グレイトフル・デッド」使用法を誤ると“絶望状況を生みかねない”最恐スタンド3選の画像
『ジョジョの奇妙な冒険』億泰の「ザ・ハンド」にプロシュート兄貴の「ザ・グレイトフル・デッド」使用法を誤ると“絶望状況を生みかねない”最恐スタンド3選の画像

 荒木飛呂彦氏による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでは、登場人物たちがスタンドと呼ばれる特殊な能力を使って、戦いを繰り広げたり何気ない日常を送る姿が描かれている。彼らの扱うスタンドの能力はパッと見で強そうなものもあれば、これって役に立つの? と思ってしまうものまで実にさまざま。特性を活かすのはどの戦いでも使用者次第で、弱い能力だからといって強敵相手に必ずしも負けてしまうとは限らない。中には、何気ない能力のスタンドでも悪用したら世界中がパニックになりそうなものまであるのだ。

 そこで今回は使用を誤ると最悪な状況を生みかねないスタンドを厳選して紹介したい。

■透明にすることで事故の連続!「アクトン・ベイビー」

 まずは第4部に登場した「アクトン・ベイビー」から。

 スタンド使いは謎の赤ん坊で、第3部に登場したマニッシュ・ボーイのスタンド「デス・サーティーン」と同じようなタイプ。ただマニッシュ・ボーイが高い知能を持っていたのに対し、「アクトン・ベイビー」の本体は純粋な赤ん坊そのもの。そのため感情のままに行動をしてしまう厄介な存在でもあった。

「アクトン・ベイビー」の能力は触れたものを透明にするというものだが、本体の感情が高ぶると周辺のあらゆる物を透明にしてしまう。作中でもこの赤ん坊が泣き出したことで、自分を始め周辺を次々と透明化してしまいパニックとなった。

 ここからも分かるように、この能力は使い方を間違えると大きな被害をもたらすことになるのだ。触れただけで透明になってしまうということは、車や他人に見境なく触れてしまったら大変なことになる。周囲の人間が視認することができなくなり、大事故につながる可能性が出てくるからだ。

 他にも感情を高ぶらせて触れずに周辺の物や人物を透明にすると、そこに乗り物が突っ込むことも確実。うまく周りが制御をできればいいが、使い方を間違えば大惨事になりかねない。

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