■山王工業との死闘を繰り広げた湘北メンバーの勇姿

 栄えある第1位(15.5%)に選ばれたのは、コミックス最終巻となる第31巻の表紙絵でした。山王工業との死闘を乗り越えた湘北チームの選手たちの姿が裏表紙までずらっと並んでいる構図は、圧巻の一言です。

 赤木剛憲と木暮公延がユニフォームを着ていないところを見ると、3年生の引退後、宮城リョータを中心に結成された新チームをイメージしているのかもしれません。みんなが勢ぞろいしたイラストには物語の集大成といった雰囲気が漂っていて、感慨深いものがありますね。

 そんな第31巻を選んだ人からは、「チームのみんながそろっていて絆を感じる」(38歳・女性)、「成長した姿に感動する」(43歳・男性)、「やはり最後のみんなの顔……もう見るだけで泣ける」(35歳・女性)など、熱いコメントが多数寄せられていました。

 ジャンプコミックス版は全31巻で完結した『スラムダンク』。各巻の表紙絵をあらためて振り返ると、井上雄彦氏ならではの絵のタッチや、構図の秀逸さが目をひきます。そして魅力的なキャラクターたちがイキイキと描かれていて、ドラマチックなストーリーを思い出しますね。皆さんは何巻の表紙絵がお気に入りだったでしょうか?

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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