『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中の、遠藤達哉氏による人気漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。4月から始まったテレビアニメは、6月25日に最終話が放送。しかし、早くも10月から第2クールが始まることが発表された人気作品だ。
同作は、凄腕のスパイのロイド・フォージャー(声:江口拓也)が任務のためにかりそめの家族を作るというストーリー。ロイドの養子となった少女・アーニャ(声:種崎敦美)は心を読む超能力の持ち主で、妻役になったヨル(声:早見沙織)は市役所に勤めながら、実は“いばら姫”のコードネームを持つ殺し屋という裏の顔がある。
幼い頃から殺しの技を叩き込まれ、汚れ仕事を請け負い続けたヨルは、すさまじい戦闘能力と身体能力の持ち主。そんなヨルはロイドと偽装結婚したことで、アーニャの継母となった。
かなり天然だが、ふだんは温厚でおっとりした優しい性格のヨル。アーニャもすぐに懐いたが、人の心が読める彼女は、殺し屋として育ったヨルの残虐な一面をたびたび覗いてしまい恐怖することに……。そこで今回は、思わずアーニャも凍りついた、殺し屋ヨルの恐ろしい心の声が漏れ出たアニメの描写を紹介していこう。
■ヨルのキレイな見た目と“殺し屋”のギャップに凍りつくアーニャ
最初にアーニャがヨルの心を読んで凍りついたのは、ヨルの正体が殺し屋だと分かった瞬間のこと。アーニャの服を仕立てるためにきたお店で、たまたまロイドたちと出会ったヨル。パーティに同行してくれる恋人役の男性を探していたヨルと、偽装家族の妻役を探していたロイドが数奇な遭遇を果たす。
ロイドに容姿を褒められたヨルは、彼をパーティに誘おうかと考えたが、そこにアーニャが戻ってきて、子連れだと気づきガッカリ。ヨルは「あやうく人様の配偶者をお誘いしてしまうところでした。そういった行為は奥様に殺されると聞いたことがあります」と心の声でつぶやく。
さらにヨルは「まあ私なら殺し返しますけれど」と続けると、このダークな心の声を聞いてしまったアーニャはビックリ。このときヨルの正体が殺し屋だと知ってしまう。最初は恐怖に怯えた表情を見せていたアーニャだが、すぐに“スパイの父”と“殺し屋の母”という組み合わせにワクワクしていたのも面白かった。