1986年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載をスタートした荒木飛呂彦氏による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。現在、テレビアニメは第6部「ストーンオーシャン」まで制作が進んでおり、6部の2クール目となる第13話から第24話が9月1日よりNetflixにて全世界独占先行配信、10月7日よりTOKYO MXほかにて放送されることが発表された。また7月2日にはあわせて同作のPVも公開となった。
2022年夏で10周年を迎えるアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』。3部からはスタンドと呼ばれる能力が登場し、シリーズが進むにつれてスタンドも複雑化していっているが、「どのスタンドが一番便利か」はファンの間でも長きにわたって考察され続けるテーマのひとつだろう。これまで、バトルに使用する恐ろしいスタンドだけでなく、日常生活でも「あったら便利そう」と思われるスタンドがそれぞれのシリーズに数多く登場してきた『ジョジョ』。今回は第5部「黄金の風」にスポットを当て、日常で便利そうなスタンドを厳選して紹介していきたいと思う。
■財布や携帯を失くしてもすぐに解決
まずはブチャラティチームの仲間である、レオーネ・アバッキオの使用するスタンド「ムーディー・ブルース」。そのスタンド能力は、特定の人物がその場所で行った過去の様子をビデオ映像のように再生するというもの。
どこまで過去に遡れるのかは不明で、一時停止や早送りや巻き戻しも可能。戦闘能力が無いので戦闘には不向きだが、作中での使われ方のようにさまざまな謎や難事件を解き明かすことが出来るのは間違いない。殺人事件や失踪事件が起こったのならその場所に出向いて、被害者の過去を見ることで事件の解決に繋がるかもしれない。他にも民事事件の裏側を知ることも出来るので、誰も知り得ない情報を集めて弱者を救うことが出来るかもしれないのだ。
そこまでしてしまうと一般的ではないかもしれないが、日常使いとしてもとても便利そうなムーディー・ブルース。まず考えられるのは、物を無くしたときだろうか。スマホや財布など失くしもので困っている人がいたら、その人の行動を逆再生して発見を手伝うのはあまりにも簡単。
他にも隠しごとをしている人間の行動や言動を暴くことができるので、嘘が通用しないというものがある。何でも知ってしまうとそれはそれで問題も起きそうだが、いろんな場面で活用できる能力には違いない。