■友に変わって危機に飛びこんだ「ヤムチャが死ぬシーン」
ベジータとナッパ、圧倒的な強さを誇る二名のサイヤ人が地球に襲来したとき、最初に立ち向かったのがピッコロ、悟飯、クリリン、天津飯、餃子、ヤムチャの6人だ。
お手並拝見とばかりにベジータは、栽培マンと呼ばれる戦士を出し、ゲーム感覚で地球の戦士と戦わせた。1体目の栽培マンは天津飯にボコボコにされ、「時間のムダ」と悟ったベジータが瞬殺。
続いてクリリンが2体目の栽培マンと戦おうとすると、なぜかヤムチャが「オレにやらせてくれ」と申し出る。そしてヤムチャは、クリリンが一度ドラゴンボールの力で生き返っていることを指摘。「もし万一のことが起こってしまえばにどと生きかえれない」と言い、栽培マンと戦闘を開始した。
ヤムチャは、空中でかめはめ波を繰り出し、栽培マンを地面に叩きつけて勝利したかに思えたが、死んだふりをしていた栽培マンに突如抱きつかれて大爆発。この栽培マンによる捨て身の自爆攻撃でヤムチャは死亡する。
その死を確認したクリリンは、「き…きっとヤムチャさんはいやな予感がしてたんだ……」「そ…それでオレのかわりに……」と、突然先に戦いたいと申し出たヤムチャの行動を推察。嫌な予感を察して、友のために戦う順番を変わったのだとすれば、ヤムチャの男気あふれる行動がカッコ良すぎる。