尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONEPIECE(ワンピース)』は、6月27日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)30号から約1か月間休載することを発表。その後、物語はいよいよ最終章に突入するという。
怒涛のストーリー展開から目が離せないところだが、本作にはまだたくさんの伏線が残されており、謎に包まれたままになっているキャラクターも多い。そこで本記事では、現段階では全貌が明らかになっておらず、今後の登場が待ち遠しい謎多きキャラクターを紹介していこう。
※以下の内容には、コミック『ワンピース』のストーリーのネタバレ要素を含んでいます。漫画未読の方、気になる方はご注意ください。
■緑牛
ドレスローザ編でドフラミンゴから海軍大将の1人として名前が明かされた「緑牛(りょくギュウ)」。その黒い横顔のシルエットが初登場したのは世界会議編の905話で、恐ろしいことに彼は3年間も断食していることが判明する。この「食べないこと」が悪魔の実の能力などに関係しているのでは……と考えるファンも多いはずだ。
だが、いまだにちゃんとした活躍が1コマも描かれていないので、彼の戦闘能力がどんなものなのか期待は膨らむばかり。海軍には、同じ大将である「藤虎」や元大将の「青キジ」、アラバスタ編での「スモーカー」のように、ルフィたちの援護をするキャラも多いが、緑牛はどのような関わり方をするのか気になる。
■ベガパンク
パンクハザード編で何度も名前が出てきたベガパンクは、海軍の特殊科学班の科学者だ。「世界最大の頭脳を持つ男」と称され、シーザー・クラウンがライバル視していた人物でもある。
悪魔の実の謎を一部解明した人物で、フランキーのサイボーグ化のきっかけになったり、バーソロミュー・くまの改造手術も実施。ほかにも彼の研究は、さまざまな成果を残している。
ただし、いまだその姿は明らかになっておらず、黒いシルエットの一部しか登場していない。政府側の人間として扱われているが、シーザーの悪の研究を止めたり、故郷の人間から“優しい人物”として語られていたりと、そこまで悪い人ではなさそうな気がするのは筆者だけではないはずだ。