■脚力だけじゃない!Dr.くれはの“若さの秘訣”が最強の武器にも?

 最後に紹介するのはDr.くれは。“若作り”で141歳も生きている彼女だが、ドラム島編ではサンジとナミが隠れていた壁をも壊し、赫足のゼフをも彷彿とさせる脚力を見せた。

 サンジとワポルの手下との戦闘シーンでは、「お前らで手に負えなかったら助けてやるよ」と言い放ったDr.くれはだが、実際に彼女が敵を一掃するところを見てみたかった。

 その他、これはたらればだが、Dr.くれはの若作りの秘訣をそのまま医療に活かし、寿命を伸ばす薬を開発すれば政府も大慌てだろう。オペオペの実の不老手術には敵わないが、この薬があれば多くの人がDr.くれはのように141歳までは元気で生きていけることが証明される。もしもDr.ヒルルクが生きていたら、人を救うことへの研究の熱意とDr.くれはの若さの秘訣が組み合わさり、長寿の薬を生み出すきっかけになったかもしれない。

 実戦的能力だけでなく、Dr.くれはについてのシーンをもっと見てみたいと思う読者は筆者だけではないはずだ。

 以上、地味なんだけど実は強そうだと感じたキャラを3人紹介した。まだまだいろんな視点で強そうなキャラがわんさか登場してきた『ONE PIECE』。本編ではワノ国編クライマックスに向けて次々と新事実が明かされているが、意外な人物が再登場する可能性にも期待したい。

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