『ONE PIECE』地味だけど“実は”強い? BARの女店主・シャッキー、ゾロの師匠・コウシロウ先生に散りばめられた「最強」の伏線の画像
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週刊少年ジャンプ』の連載陣の中、一番の長寿漫画として不動の人気を獲得している尾田栄一郎氏の『ONE PIECE』。コミックスは2022年4月時点で102巻まで刊行されており、物語が怒涛の展開を見せる中、散りばめられた伏線を探すために過去のエピソードを読み返しているという人も多いのではないだろうか。

 同作には海軍本部、王下七武海、四皇をはじめとする最強クラスのキャラたちが多数登場してきた。一体誰が一番強いのかは読者の間でも定番の話題となっているが、ルフィたちが出会ったキャラの中には「実は最強説」のある人物も少なくない。そこで今回は筆者が感じた「地味だけど実は強い」と思われるキャラをいくつか振り返ってみたい。

■霜月家の血筋で龍とも戦った過去!ゾロの師匠・コウシロウ先生

 まずはシモツキ村でロロノア・ゾロに刀を教えた「コウシロウ先生」。物語の要所要所に登場してきたものの、彼のこれまでの総ページ数は少なく地味な扱い。だがワノ国編以降、コウシロウ先生が大剣豪の息子であることが明かされ、ここにきて“最強説”が上がっている。

 シモツキ村とワノ国の関わりは深く、コミックス96巻のSBSでの尾田氏のコメントによると、シモツキ村は刀鍛冶にして剣豪の「霜月コウ三郎」が55年前にワノ国を違法出国し、東の海を旅して作った村で、「そしてコウ三郎の息子・コウシロウが生まれ、孫・くいなが生まれた」とされている。

 ゾロの愛刀はすべてワノ国由来のもので、くいなの形見である和道一文字や、カイドウに傷をつけた閻魔はすべて「霜月コウ三郎」が作った刀。その息子であるコウシロウ先生こそ、最強の血筋をひいた剣士である可能性は高いのだ。

 ふだんは温和な顔をしており何も斬らないことを語っているコウシロウ先生だが、ゾロとの回想では“龍と戦った”と明かしている。この龍がカイドウではなかったとしても、その強さを想像するには十分だろう。

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