■触れたら体がドロドロに溶けて保存食に…

 続く第4部から選んだのは、2匹のネズミがもつスタンド「ラット」。別々の個体がまったく同じスタンドをもつ、『ジョジョ』シリーズでもほかに類を見ないスタンドだ。作中では体がドロドロに溶かされ、生きながらにして煮こごりのように固められた犠牲者が登場する。それを見て、衝撃を受けた読者は多いのではないだろうか。

 スタンド「ラット」の正体はドブネズミで、同じスタンドをもつネズミが2匹存在する。砲台のようなスタンド像をしており、毒針を発射する。毒に触れると、即座に肉が溶けてしまうという恐ろしいスタンド能力だ。

 作中では民家に住む老夫婦がネズミの攻撃を受け、キューブ状に固められていた。さらに、冷蔵庫に詰め込まれていたため、ネズミの保存食にされていたと考えられる。しかも、生きたまま。動物の野生的な部分を膨らませた、シリーズでも屈指の凶悪な能力だ。

 東方仗助と承太郎の見事なコンビワークによって退治されたが、定期的にネズミに食べられると考えるだけで身の毛がよだつ恐ろしさだ。

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