■第1位『ドラゴンボール』よりフリーザ

「実は生きていた」は仲間が再登場する胸熱展開だけではなく、敵がしつこく再登場してくるケースもある。19.0%の人に選ばれ第1位になったのは『ドラゴンボール』のフリーザだった。

『ドラゴンボール』の中でも屈指の人気ボスであるフリーザ。悟空と戦い拮抗するも、悟空に戦いを打ち切られたことで錯乱状態におちいり気円斬で誤って自身の体を切断し自滅してしまう。その後悟空に助けられるも、その情けを裏切る形で攻撃を繰り出したことをきっかけに、完全に敗北。ナメック星の爆発に巻き込まれて宇宙の塵となった……かと思われたが、悟空への恨みを晴らすため手術により全身をサイボーグ化させて地球に襲来。彼のしぶとさはシリーズ随一である。

 選んだ人からは「三段階変身にサイボーグ化……びっくりした」(48歳・男性)、「フリーザ様はキャラ立ちが最高! 復活を期待していたので良かった」(49歳・男性)、「最高のヒール」(49歳・男性)、「しぶとくて、強すぎるところが大好き」(38歳・男性)というコメントが寄せられた。

 今回上位に名前が上がったのは、誰もがみんな「あのキャラは死んでしまった」と信じるような強烈な死亡シーンと再登場シーンを持つキャラクターばかり。また、『週刊少年ジャンプ』作品から多くキャラ名が上がっていたのも印象的だった。

「死んだと思ったキャラクターが生きていた」という演出は『聖闘士星矢』『魁!!男塾』『キン肉マン』などにも多く見られ、今回はそれらの作品から票が分散するかたちで複数キャラクターの名前が上がっていた。

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